日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
パソコンに長時間向かっている間に、あんなに青青としていたゴーヤーの葉は、枯れてきて、ゴーヤーの実は黄色くなり始めてきた。
収穫すると少し黄色くなっていたゴーヤーは、あっという間に黄色の面積を増やしていく。
黄色くなって、実がやわらかくなったゴーヤーは、スープにすることが多い。
寒くなってきたからちょうどよく、コンソメにターメリックなんかを少し入れると、
ちょっとオリエンタルな香りがしていい。
パソコンに長時間向かっていると、時間の感覚が麻痺してきて、昼ご飯の時間が大幅にずれ込むこともある。
観たい番組の録画は溜まっているけど、なんとなく隙間の時間に見るのは、どうでもいい番組ばかりになる。見てるようで見ていないのかもしれない。
先日、親知らずが悪さをして歯、というか歯茎?が痛くなり、近所の歯医者に予約した。
これでついに抜きましょうみたいな話になるのかと少しびくびくしていたが、
腫れをひかせるための飲み薬が3日ほど出て、その後は様子見でいいということになった。
痛みだしてから予約して、診察日に行くまでの間に、痛みは弱くなっていたから、
悪化はしなくて済んだのだ。
恐らく15分刻みで予約を受け付けているその近所の歯医者さんは、腕がいいと評判だ。
とにかく無駄がなかった。口の中を見てもらって、数秒後にはレントゲンを撮り、
腫れている箇所に軟膏を塗って終了。
軟膏を塗ったから、うがいもない。
45分の予約で、55分過ぎにはもう自宅に戻ったのではないだろうか。
実は家からめちゃくちゃ近いところにあるのだが、それにしてもこの手際の良さ。
それでいて、すこぶる感じもいい。
こんなこともあった。
先日、原稿チェックのお願いをメールで送ったら、数分後にお戻しがあった。
タイミングがたまたま良かったのかもしれないが、あまりの早さに驚いた。
OKをいただき、修正はなかったのだが、いや、それにしても早かった。
光陰矢のごとし。
ゴーヤーの色づきも、歯医者さんも、原稿確認も矢のごとし。
私ももう少し、サクサクと進めなくてはと思う秋の日だ。