気になるプロダクトやプロジェクトをエンタメ性や整理収納の考え方に寄り添いながら紹介し、読者の「キニナル」を刺激します。
2022年10月21日(金)~22日(土)に開催された「整理収納フェスティバル2022」での「わけるとわかる研究所」の出展の一コマをレポートしています。
わけるくんを「キニナル」と思っている方へお届けします。
「わけるとわかるわけるくん」、その名の通りその良さをリアル会場で体験することでお伝えしてきましたが、2020年からはオンライン開催となり、暗中模索の日々。
エンターテインメントもスポーツも、すべてのリアル会場でのイベントが開催中止となった2020年。
zoomを使ったアドバイザーマルシェに参加した「わけるとわかる研究所」は、研究会員総出で「わけるくんとはなんぞや!」をスライドを使ってプレゼンテーションしました。
その時のプログラムがコチラ
・あなたはざっくり派? きっちり派?~はじめてのわけるくん
・ここが知りたいわけるくん~セミナー編~
・ここが知りたいわけるくん~作業前コンサル編~
こんな風に使えます。すばらしいツールですよとお伝えしながらも、時はコロナ禍真っ只中。「いったいいつになったらこのツールを使える時が来るの?」と、思われても仕方ありません。正直なことをいえば、当時の研究会員たちも皆、実際にカードを触りながら、対面しながらわけるくんを使っていただくことがままならなかったのですから。
2021年。
来年はリアルの会場で会いたいね……と誰もが口にしていたのに、コロナ禍は終わる気配がなく、イベントはオンラインでの開催が続きました。
この年から私は、整理収納フェスティバルのスタッフから外れて、わけるとわかる研究所の研究会員としてアドバイザーマルシェの当日出展にがっつり関われることになりました。
zoomでのミーティングにも皆すっかり慣れつつも、暗中模索は続いていました。
コロナ禍だからこそ生まれた発想もありました。
まずは、オンライン上でわけるくんを使っていただく方法はないか。
いつかのために今のうちにこのスキルを身に着けておきませんか! とご提案できないか。
その時のプログラムがコチラ
・ここを見てわけるくん~クライアントの気持ちはワークでわかる
・オンラインでわけるくん~片づけの“くせ”がわかる
・わけるくんをオンラインで使うコツ ミニセミナー
わけるくんを知ってくださっているわけるくんインストラクターの皆さんにもあたたかくご協力をいただきながら出展しました。
興味を持ってくださる方も当然いらっしゃいましたし、フェスティバルをきっかけにその後の講座を受講してくださった方ももろちんいらっしゃいます。
でも、リアル会場で通りすがりに目にして「何あれ?」「え、体験できるの?」と反応いただくようなことがオンラインのマルシェではなかなか叶いません。
「使いこなすのは難しそう」とイメージされた方も少なくありませんし、
「今度セミナーを依頼されているから、使えるツールはないかなと思って……10セットください」
みたいな例は減りました。
こういう悩みは、このコロナ禍で、ありとあらゆる業種、業態で感じられてきたことでしょう。新しく生まれたビジネスの陰で、消滅したビジネスもあったはずですし、
それまで取り組んでいたことに見切りをつけた方も少なくありません。
ただ、そんな中でもわけるくん研究会員たちは、次は何が出来るだろうかと考えます。
ホームランは打てなくても、大きなヒットは飛ばせなくても、
コツコツとゴロでもファールでも打っていく、打席に立っていく、
そんな姿勢で皆がいたと実感しています。
(この例え、野球に興味のない人には伝わりにくいですね)
なぜ打席に立ち続けるのか、それは野球のすばらしさを知っているからです。
(だから、野球に例えたら伝わりづらくなるって)
なぜ続けていくのか。それは、わけるくんの楽しさや奥深さ、ポテンシャルの高さを知っているからです。
(はじめからこうストレートに言えばいい?)
そうしてオンライン開催3年目となる2022年。
わけるとわかる研究所は
・体験できるわけるくん
・わけるくん収納ツアー
・わけるくんLIVE
このプログラムで2日間を走りきりました。
オンラインでも体験して欲しい、わけるくんのさまざまな使い方を紹介したい、シェアしたい、わけるくんを実際にやっている様子を見てもらいたい
そんな思いとアイデアで生まれたプログラムでした。
正直なことを言えば、百人単位の方にご参加・ご視聴いただけたわけではありません。
でも、今年のプログラムは、2020年、2021年の経験があったからこそ生まれた企画。
いや、その前のリアル会場での出展経験があったからこそお伝えしたかった企画です。
その思いは特に3つ目の「わけるくんLIVE」に結びつきました。
次回はそのLIVEの裏に迫ります。
つづく。
(文/栗原晶子)