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初めてじゃあ、あるまいに

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

とあるお食事会でのこと。
生ビールとおしゃれな先付けが出て来た。お通しじゃなくて先付けと書きたくなる中身だった。
お皿の中身を一品ずつ説明してくれるあれで、3品目が「サンマのありまに」ですと聞こえた。
あれ、イワシだったっけ? いや、サンマでよかったよね。

それはそれとして「ありまに」?
正しく書くと有馬煮というそうで、煮つけ料理の定番だと同席した方に教えていただいた。
すぐに有馬煮という字は想像がついたものの、私は初めて耳にする名だった。

えーっ、こんなに長く生きてきて、いろんなものを食べてきて、いや、食べていなかったとしても聞いたことがない料理名というか調理法があるんだなと軽くショック。
いい意味でも悪い意味でも。

そこで改めて有馬煮を調べてみる。
日本の食べ物用語辞典によれば、
ありまに(有馬煮)とは
肉や魚などの具材を、醤油・酒で濃いめに味付けし、実山椒を加えて煮たもの。
兵庫県有馬が「有馬山椒」と呼ばれる山椒の名産地であったことからこの名がついた。
とある。

そもそも西に多い煮物だったのかも。実山椒を入れた料理に出会ったのはだいぶ大人になってからだったから。
有馬煮丼なんていうのもあるらしい。
そういえば、先日、ドライの山椒をいただいたばかりだ。
これはなんだ? 山椒に呼ばれている?

山椒といえば、「山椒は小粒でぴりりと辛い」ということわざがある。
体が小さくても気性や才能が鋭く優れていて侮れないという意味だが、
これもまた自分とは無縁のことわざだった。
小粒でもなければ、侮れなくもないから。

ならばなぜ山椒に呼ばれているのだろう。
花言葉も調べてみた。「健康」と「魅惑」だという。
「魅惑」はこの際横に置いておいて、「健康」うん、ここでやっとなんだかつながった。
健康には自信があるが、季節の変わり目だし、健康には注意・留意すべし
なんていうことかもしれない。

こうして知らなかった言葉に一つでも出会うと、意外なところへつながっていくことがある。スタートが料理名なら、なおさらわくわくする。
さあ、次はどんな知らない料理または言葉に出会えるだろう。

とはいうものの、先付け料理の説明を丁寧にしてくれるような店には
そんなに頻繁にはいけないぞ。
ってことは、どんどん聞いていくのが良さそうだ。

というわけで、「食」に関する新しいカテゴリーを作る予定。
来月スタート予定。お楽しみに。