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ゼロと1と百と

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

2022年のはじめに、整理収納アドバイザーを対象にしたグループを作った。
「舞台への誘い~ライフとステージ」
とてもニッチで、でもこんなグループ作れるのは今のところ私だけじゃない? という思いもあってのことだった。

とにかくゆるく発信しているので、活気のあるグループとは言えないけれど、
それも立ち上げ当初の想定通りといえば通りだ。
ものすごい勢いをもって潮流を作ることには価値と成果があるし、スピード命というモノもコトもあるだろう。

でも私はどちらかといえば、ジワジワと終わらずに進めたい派なのだ。
簡単に見切りをつけるのは嫌なのだ。
あと、無理とか頑張りすぎるのも嫌なのだ(怠けともいう)

でも止まらないことで、いつも可能性を探る。
機会を狙うということは忘れていない。

グループをきっかけに、2022年もたくさんの整理収納アドバイザーの皆さんと観劇する機会を得た。
初めてストレートプレイを観るという方もいたし、
人生で何度目かの劇場体験という方もいた。
そして、コロナ禍ではあったが、観劇後に感想をシェアするという場もあきらめずに作ったら、やっぱり最高に楽しく有意義だった。
その企画はこのwebマガジンでも「フィーチャー」というコーナーで不定期掲載している。

自分以外の視点で感想を聞けること、混ぜ合わせることで、エンタメはきっと楽しい。
ましてやそれが整理収納アドバイザーという共通スキルを持っている人の感想だとすると、
随分面白い。

先ごろ、このグループ参加者が100人になった。
ありがとうございます。
遠方でも興味を持ってくださり、「いつかは!」と言って下さる方もいて、
その「いつか」の機会を作るのもいつも頭の片隅にある。

ある取材である役者さんが「まずは自分の周りの観劇率100%を目指しています」と言っていた。別の世界のYouTuberさんの受け売りだと言っていたが、素晴らしいなと共感し、
以来、私もそれを目指したいと思っている。

出来るのは自分の周りから。
ゼロから1歩、そして百に。それから、それから……、なのだ。

2023年も誘い(いざない)ますので、ぜひあなたの人生にステージを!