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雪の日の庭_守る人と楽しむ人

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自分らしさ、暮らしやすさを提案するらしく・おうちと整理研究所 主宰の柳澤とも子が、夫婦で手塩にかけて作る庭と植物についてつづるガーデンフォトエッセイ。

今年のお正月は、思いがけず雪から始まりました。
夕方から急に降りはじめた雪は、あっという間に景色を変えてしまい、19時を過ぎるころには、街も庭も一面真っ白。私はちょうど外出先からの帰りで、お店を出た瞬間、目の前に広がる白さに思わず立ち止まってしまいました。

家に着くと、夫はすでに臨戦態勢。
雪が降ると、真っ先に庭の木々のことが頭に浮かぶようです。これまでにも、雪の重みで枝が折れてしまったことが何度かあり、そのたびに本当に残念な思いをしていました。
今年も迷うことなく、19時過ぎから庭に出て、ミモザやティートリー、シルバープリペットを中心に、枝に積もった雪を丁寧に払っていきます。

「このまま降り続いたら、23時ごろにもう一回だな」
とぼやきながらも、動きは手慣れたもの。幸い、雪は20時過ぎには止み、追加の雪下ろしは必要ありませんでした。翌朝、折れた枝も見当たらず、今年は被害がなかったことに、心からほっとしました。

そんな大人たちの緊張とは対照的に、中学生の娘はまだ雪が大好き。
庭に出ては雪を集め、少し歪んだ雪だるまを完成させて、満足そうに眺めていました。同じ雪でも、守るものがある大人と、楽しむことが一番の子どもとでは、見え方がこんなにも違うのだなと、微笑ましく感じます。

夫と子供の雪への対応を見て改めて思いましたが、守るものが多い大人は、その先のことを考えて部屋づくりに取り掛かりますが、子供は楽しむことを最優先して、好きなものを自由に並べて秩序なく自由に部屋を作ったりします。
どちらが正しいということはありませんが、あまり先のことを考えすぎることなくに、楽しい気持ちを優先することで暮らしが潤うこともあります。そういった今を楽しむという気持ちや、アイディアが人生を豊かにしてくれると思うのです。
静かな雪のお正月は、私が大切にしていきたい想いを確認させてくれました。


文・写真 柳澤とも子株式会社 くらしく代表取締役
整理収納アドバイザー2級認定講師兼インテリアコーディネーター
モノは捨てずに活かすをモットーに政治家や芸能人のご自宅の片づけをサポート。
一度見かけた収納用品は絶対に忘れないのが得意技。
著書の『SA!KO 新おかたづけメソッド : 「整理・収納」の常識を覆す』は、Amazon 住宅建築・家づくり部門で1位を獲得。
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