酒場と人間をこよなく愛するホッピー★うめが、膨大なヒューマン酒場日記の中から厳選した1ページを毎月お届け。
こんにちは!
酒場と人間をこよなく愛するホッピー★うめです。
今回は、冬に食べたい日本海の幸、富山県での美味しい話。富山駅から少し離れた静かな場所、入り口はどこ? という感じの控えめな看板、「吟チロリ」さん。予約なしでは入れないと言われる大人気店「吟魚」さんの2号店で、こちらも予約なしでは安心できない人気店。
今回は仕事仲間と楽しむために、予約で確約!
予約の際は、早めの提供ができるようにと刺身盛りの注文を受け付けてくれます。
何年もひとり飲みが定着していたけども、ここ最近は仕事仲間と飲むことも増えてきた。ひとりの時間はとても楽しくて大好きだけど、誰かと飲むことも、やっぱり楽しい!
私の楽しいポイントは、飲み相手の話を聴くこと。どんな話も興味津々。私の知らない世界を経験している人の話。自分が経験した自分の話は当然知っている、けれど、違う考え価値観で生きてきた他者の世界を知ることは、その人の人生を映画のように見ることができる。「知らないことを知ること、知らないことを学ぶこと、知らないことを経験すること」が、私にとってはとても楽しいこと。
この好奇心旺盛な性格は、幼少期から変わらない。魚や昆虫、ウサギや犬など、動く生き物すべてに興味を持って観察していた子ども時代。予測できない動きを楽しみながら、予測できるようになることを楽しみ、目を見て話しかけるような子どもだった。大人になってからは、その興味の対象が「人」になったのだと、最近気がついた。
そんなこんなでお店に入ると、外の静けさが嘘のように活気あふれている。とりあえずの飲み物を注文して、お刺身以外のメニューを確認する。人が増えると品数も増える、それも楽しみポイントのひとつだ。
それでは、まずはハイボールで乾杯!
とすぐに、刺身盛りが登場。どれも新鮮で「美味しい!」の一言に尽きる。
あっという間に一杯目を飲み干し、お次は日本酒へ。富山のお酒「羽根屋」の純米大吟醸と純米吟醸を飲み比べてみる。大吟醸は、甘い薫りで飲みやすく軽い、純米吟醸は、旨味と酸味が程よく、どのお料理にも合う飲みやすさです。どちらも好き!ということで、お料理と交互に頂くのがうめ流。
お酒を堪能していると、氷見牛タタキにトロたくのっけ寿司、加賀れんこん天ぷらとカニクリームコロッケ、注文したお料理が次々と到着。「美味しい!」以外の語彙力を失ってしまいます。美味しいお酒と美味しい料理を味わっているこの瞬間、「本っ当に幸せだなぁ」と心から声があふれ出てしまう。この感覚がたまらなく好き。
ご一緒したIさんは、飲食店のコンサルがお仕事の中のひとつ。酔いが醒めるほどの貴重な話を聴かせて頂きながら、いつの間にか気分良く、私の将来の夢についても語っていました。貴重な話と将来の夢話は、またどこかのタイミングで。
今回も、最高に幸せな時間を頂きました。
次回もどこかの酒場から、美味しい話をお届けします。
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