日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。
栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
これは、ある日の私の実家の夕食。
なんの変哲もない、地味な和食。
この写真を母が栗原のグループラインに送ってきた。
その二日前に、私の義姉から、きんぴら、切り干し大根、ひじき、
マヨネーズの入ってないポテトサラダの写真が送られていた。
すべて姪、つまり母から見ると孫(ただいま15歳)がすべて作った朝食だという。
母はその写真を見て「栗原家の定番です。プラス漬物かな」と返信、
私も「ヘルシー!やるぅ~~!!」とレスしていた。
嬉しかったのか、刺激を受けたのか、母は二日後にこの写真を送ってきたのだ。
「夕食は鯖の塩焼きと鳥レバーの焼き鳥ふうトマト、味噌汁、なす漬け。写真は後程」(原文ママ)
ふうって何よ! は置いておいて、写真にはばっちり手も入ってしまっていたのはご愛敬。(トリミング済)
外野は黙ってニヤリと見ていた。ちなみにグループは全部で9人。
しばらくすると、姪が母の写真にリプライして、
「こーゆーご飯が食べたい」
と書いてきた。
なんなの、泣かせないでよ。いい孫かよ!
スポーツに打ち込む15歳は、料理上手なママの元、和食の美味しさを知っている。
そして、ハードな練習の前や後に食べるのは、和食だよね!と今、ハマっているのかもしれない。
思えば、孫が実家に来た時、私の父と母は、オモチャを買ってあげたりはしなかった。
食べ物だって、子どもの好きなメニューをあえて出すこともほとんどなかった。
でも、彼女たちは、きんぴらごぼうとか、大根葉の炒め物をおいしい、おいしいと食べた。
思い起こせば私が子どもの頃だって、子ども仕様の何かをしてくれたことはほとんどなかった。
でもそれが結構気に入っていて、早くから大人ぶっていた気もする。
「こーゆーご飯が食べたい」とレスしてくれた可愛い姪に
今度会ったら頭ぐりぐりしようって、あ、違うや、頭くりくりしようって
決めている。