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2つの穴があいたのさ

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

免許更新のためにセンターを訪れるも、眼鏡を持参し忘れてその日はとんぼ帰りするはめになったのは6月上旬の話だ。人生の折り返しにとんぼ返り参照

そんなわけで、改めて免許更新に行った。
気になっていた証明写真がどうだったかと言えば、
やっぱり残念な感じだった。

そもそも5年もの月日が経過すると、更新手続きの手順をすっかり忘れてしまっている。
故に、写真撮影までが思った以上に慌ただしくて、諸々整える間がない。
前回ほどではないが、結局今回も左の髪の毛が少しはねた。
そもそもの髪質の問題もあるが、6月の免許更新は梅雨で髪がうねりやすい環境だということに改めて気づかされた。

免許証の写真はバックのブルーの鮮やかさが印象的だが、
出来上がった写真は発色自体がよいとは言えないことがわかった。
今回はお気に入りの鮮やかなピスタチオグリーンのシャツを着ていったのに
出来上がった免許証の写真はくすんだ黄色というか茶色みたいに写っている。

30分の講習を受けて、その後、番号順に呼ばれ、新しい免許証を受け取る。
この時に、元の免許証を持ち帰りたい人は申し出。しばらく廊下で待った後、
パンチで穴をあけられた旧免許証を返してもらえる流れである。

私は前回までは持ち帰る人ではなかったが、今回は歴史的髪のハネ写真と見比べるために
持ち帰る申請をした。
順番を待ちながら様子を見ていると、持ち帰る人が結構多いことに驚いた。
男女関係なく、一定数いたのだ。
100人くらいいた部屋で20人くらいは持ち帰り申請をしていた気がする。

帰宅してから聞いてみたところ、夫も毎回持ち帰っていたらしい。
「持ち帰ってどうするの?」と聞いたら「記念に。歴史として」とのこと。
そうか、そういうものか……。
本当は持ち帰る人に片っ端から「持ち帰ってどうするの?」と聞いてみたかった。
ただただネタ的に聞いてみたい気持ちと、
それをどこにどう保管するのか、整理収納アドバイザー的に聞いてみたかったのかもしれない。

「で、持ち帰った古い免許証ってどうしているの?」そうたずねると、
「どこかにはあると思う」とのこと。

ほらね。