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「なんとなく」より「たぶん、きっと」

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。
栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

いつからかモザイク模様、モザイクタイルが大好き。
なぜなのか、考えてみる。
絵が不得意な子どもだった。今もそれは苦手なこと第5位くらまでに常にランクインしている。

曲線がうまいこと書けないからか、線を繋げたり組み合わせたりして、
模様ならなんとか格好がつくと思っていたところがあった。
パッチワークにハマったのもそこからだった気がする。

仕事柄、さまざまなお宅に取材に行くことが多く、
新居やリノベーションしたお宅のキッチンや洗面などでモザイクタイルを見ると
テンションが爆上がりする。
InstagramやRoomClip、Pinterestでも、タイルにばかり「いいね」をつけてしまうほどだ。

規則的なような、不規則がいい。
シンプル過ぎず、ダイナミック過ぎないのがいい。
グラデーションの美しさと差し色の気がきいた感もたまらない。

これって自分の性格というか特性にすごくリンクしている。
基本は真面目、でも少し外しというか遊びがあるのがいいし、
自分自身は地味だけど、華やかなものの美しさに心を寄せたい。
皆がいいというものにはもちろん興味があるけれど、
あまりに皆がそれだと、自分は反対に行きたい気持ちが芽生えてしまう。

エンタラクティブライフが生まれたのも、エンタメ・整理収納ブレンダーと
ヒントをもらって名付けたのも、こういうところにつながっている。
そんなわけで、webマガジンのヘッダーやアイコンにはモザイク模様をデザインしてもらった。
ページを開くたびにテンションは爆上がりしている。

たまに好きなものの理由を徹底して考えてみるのは良さそうだ。
理由は後付けだって構わない。
どうして好きなんだろう。いつから好きなんだろう。
どこでどう傾向が変わったのだろう。
「なんとなく」に留めず、「たぶん、きっと」があるほうがいい。