日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
パプリカは、なぜか赤と黄色を1個ずつ、ペアで買ってしまう。
これ、あるあるだろうか。
パプリカは私の幼い頃はなかった野菜の代表格だ。なかったというか、わが家の食卓には並ばなかった。
いや、やっぱりなかったと言っていい気がする。
今はパプリカと言えば、彩りの美しい料理には欠かせない食材。
カフェのカレーとかサラダにはたいてい入っている。
2個ペアで買ってしまう理由はなんだろう。
・隣同士に置いてあるから。値段は一緒で。
・互いの色を引き立てるから。
考えても、あとはなんとなく……でしかない。
たまにオレンジ色のものも並んでいる。
それを見つけたら3色とも買うかというと、結局、赤と黄色だけ買ってしまうことがほとんどだ。
なぜだろう?
赤と黄色混ぜたらオレンジだしな。みたいな、理由にならない理由が思い浮かぶだけだ。
購入後、2色のパプリカはどう使うか。
やっぱり2色同時に使っている。
大きなパプリカを赤と黄色1/4ずつみたいな使い方をしている。
勝手に公平にして、盛り付けも公平にしている。
これっていったいなんなのだろう。
もっと考えてみる。
流行りのBBQに私は行く機会はないけれど、
肉と一緒にパプリカが2色焼かれていたら、たぶん一切れずつ取るだろう。
ちなみにこの場合、緑のピーマンがあったらそれは二切れ取りそうだ。
これっていったいなんなのだろう。
ついつい組み合わせで買ってしまうものって、探せばまだまだありそうだ。
無意識だけど、実は出来上がっているマイルール。
この夏はちょっとそんなことも気にしてみたい。