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トピックで彩ろう

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

ほぼ月イチで行く楽しみなところといえば、ネイルサロン。
次はどんな色にしようか、どんなデザインにしようかとイメージしていく時もあれば、
サロンに到着して、サンプルを見ながら考える時もある。

コースの中からいくつかのデザインを見て、これがいいな、これが気になるなとピックアップ。
当然、サンプルは素敵。色も絶妙。だってプロが作っているんだものね。
だからサンプルをまんま再現してもらうのもいいなぁ……と思う、初めは。
でも、そこからアレンジしていくのが、実はもっと楽しい。

先日は、舞台『アーモンド』のチラシを持って行った。
デザインを決めた後、色をセレクトする。
担当のMさんとは、お付き合いも長くなってきたので、舞台やイベントに合わせてネイルのカラーを相談するのもすっかりお馴染みになった。

「この色が近いですかね」
「これも色としてはキレイだよね」
と、ネイル見本をはずしては、並べるをくりかえす。

「この色よりもうちょっと濃くできますか」
「できますよ!」
「この指よりこの指のほうがいいかな?変更もできますか」
「できますよ!」

なんでも受け止めてくれる。
提案もしてくれる。

その時、私はMさんをある人と重ねている。
一昔前に大ヒットを飛ばしたテレビドラマ「HERO」に出てくる田中要次さん。
これはないでしょというオーダーにも必ず
「あるよ!」と渋く答えてくれるあの人だ。

Mさんもまさか、自分が田中さんをイメージされているとは寝耳に水に違いない。
もちろんビジュアルは田中さんとは180度異なる美しくてキュートな女性なので、
これを読んでいる人は、今頭に浮かんでいるビジュアルをエイッと横に置いて欲しい。

つやつやと好みの色に仕上がった爪は最高の癒し。
仕事でもイベントでも何か自分にとってのトピックを持っていると、
ネイルに限らず楽しみは増える。
次はどんなトピックで彩ろうか。