気になるプロダクトやプロジェクトをエンタメ性や整理収納の考え方に寄り添いながら紹介し、読者の「キニナル」を刺激します。
2023年10月27日(金)~28日(土)に開催された「整理収納フェスティバル2023」での「わけるとわかるわけるくん」ブースの出展活動を振り返ってレポート。
わけるくんを「キニナル」と思っているすべての方へお届けします。
アドバイザーマルシェに出展した「わけるとわかるわけるくん」。
サテライト会場に着いた直後までの前回レポートはコチラ
今年のわけるくんLIVEは、全2回を予定していました。
わけるくんLIVE①では、「作業前コンサルでわけるくんを使う事例」をお届け。
【登場人物】
・整理収納アドバイザー
・整理収納サービスを受けるクライアント
【場所】
クライアントの自宅
【片付け相談内容】
パントリーのストック類がぐちゃぐちゃで片づけたい。
使いやすい収納方法を知りたい
こんな感じです。
詳しい内容やポイントは、LIVEをご覧いただいた方に向けて発信したため、ここでは割愛しますが、研究会員がどちらの役も担い、実演をしました。
設定がありつつも、細かい台詞が決まっているわけではありませんから、
さながらエチュードのような形です。
ではなぜこれが出来るのか?
それは、これまでわけるくんを使って、さまざまな方にわけていただいた経験があるからです。
自分が経験し、直接したことのあるやりとりでなくても、
いくつかの事例をシェアしてきた経験も含まれているので、
「わけるくんを前にしたらこんなことを言うかも」というクライアント役と
「そう言われたらこんな声かけをしています」というアドバイザー役で成立させたLIVEでした。
わけるくんLIVE②では、「イベント会場でのお片づけ相談でわけるくんを使う事例」をお届け。
【登場人物】
・整理収納アドバイザー
・イベント会場でたまたまお片づけ相談に遭遇したお客さま
【場所】
イベント会場
【内容】
たまたま声をかけられて参加したお片づけ相談コーナーだが、わけるくんをしている間に片付けに関する悩みが出て来た
ではなぜこれが出来るのか?
それは、これまでわけるくんを使って、さまざまな方にわけていただいた経験があるからです。
実際に自分が初めての方を前に、「これは何?」と疑問を持たれながらも、わけるくんを体験してもらった経験があったりするから。
いくつかの事例をミックスして、少しわかりやすいくらいにリアクションを大き目にしたり、アドバイザーがわけるくんを使う時に大切にしていることが反映されているので、
「わけるくんでわけてみたらこんな反応になるかも」という通りすがりの相談者役と
「そう言われたらこんな声かけをしたり、こうして待つようにしています」というアドバイザー役で成立させたLIVEでした。
もちろん、この日のLIVEは出役だけでは成立しません。
LIVEの進行を担う、MC。
LIVEのための機器操作。LIVEを解説するコメント書き込み。
記録、別会場からの閲覧チェック、総合チェックなど。
裏ではてんやわんやのいろいろもありましたが、
わけるくん一座の誕生! と言ってしまいたくなるくらい、
この一日にかける姿勢と、楽しむ力に満ちた時間となりました。
ここで今日もまた問題です。
Q.メンバー全員が整理収納アドバイザーというこの集まりの中で、今日に限らずいつも起こる特殊な現象とはいったいなんでしょう?
A.会場に忘れ物をする
B.片付けるのが早すぎて、打ち上げ開始時間まで間ができる
C.後悔はせずに航海に出る
答えはBの「片付けるのが早すぎて、打ち上げ開始時間まで間ができる」でした。
片付けるスビード&取り掛かりが異常に早く、あれ、今日ってイベントやったんじゃなかったっけ? とまったく痕跡を残さないようなプロ集団なのです。
撤収の速さは、「わけるくん一座」と名乗っても違和感がありません。
一座は次はどこで何をするのでしょう。
年齢も性別も国籍も関係なく使える「わけるくん」ですから、
どこで何が出来たって不思議じゃありません。
これからのわけるくんと、わけるくん研究会メンバーにどうぞご期待ください。
(おわり)
(文/栗原晶子)