わけるくんインストラクターの私がお片づけにとらわれず、わけてみる「気分でわけるくん」。さあ、今日の気分は何がどんな風に反映されていて、どんなことにきづく?
わける前から何を表現しようか決まっていた。
「気分でわけるくん」はその名の通り、今、気になっていることが表れやすい。
今、気になっていることは、とてもとても小さいことだ。
私の仕事部屋サイドには、建物の共有スペースとしての花壇がある。
共有スペースとはいっても、管理費でキレイにしてくれているものでもなく、その辺りはまあ自由。
わが家は夏にはグリーンカーテンをしてゴーヤーを実らせ、
それ以外の時季はお手入れ簡単なパンジーを植えている。
冬の間に植えているパンジーの苗は6株。色とりどりを気分で。
春になればさほどお手入れしないのに花が増えて、わぁ!! となれる。
まあ、それくらいのゆるーい感じできた。
しかし、ここ最近私をイラつかせるのが、この花壇が荒らされる問題。
犯人は、ネコ様である。
私の周りにはネコ様好きが多いので、少しビビりながら書くが、
知らぬ間にネコがわが花壇をおトイレにしているらしい。
土が掘り返され、フンが出て来たこともある。
ネコ除けのネットを敷いてみたりするものの、軽くひっくりかえされてしまったりする。
土が湿っていれば避けると聞いて、小まめに水をやる(そもそもはこの時季は水はあまりあげなくていいから植えていたのに)
重曹を撒く、木酢液を撒く、しばらくOKと思ってもまたあっけなくやられる。
わかりやすくイラついてしまう自分がいる。
なぜって掘り返された土が小さく咲いているパンジーにかかり、無残な姿になっているからである。
お笑い芸人が粉まみれになっているみたいな、ああいう姿だ。
強力な何かを撒けばという案があがるけれど、夏前になればゴーヤーを育てるのだから、
危ないものは撒けないではないか。
そもそもそれ、食べるしね。おすそわけしたりもするしね。
ネコ様にとっては、「ふかふかで地味なここ、私のためのご不浄でしょ]ってなもんだろう。でも長く暮らしてきて、同じように付き合ってきた花壇なのに、突如としてこうなるのはせつない。というよりイラつく。
先日も地味に掘り返された土をならし、土を被ったパンジーをよしよしとばかりにきれいにしていたところ、同じ建物に暮らす男性が洗車をしに出てきた。そして珍しく男性から「こんにちは」と挨拶をしてくれた。
私は惨めな気持ちを吐き出したくてネコ様に土を掘り返され糞尿をされている経緯を口にした。
「それは困りますね。いつもきれいな花を楽しませていただいてますよ」
本当にしょぼい植え込みなので、そう言ってくださったのは気遣いだろう。ありがたくてやけに沁みた。
結局この問題は今のところ解決しておらず、朝、シャッターを開ける度に花壇を覗き込みチェックをいれるのが日課になっている。
パンジーは恐らく水分を取りすぎているし、特に度々土まみれになるセンターのパンジーは明らかに生育が悪い。
街なかで元気なパンジーを見かけると、わかりやすくため息をつきそうになっている。
そんな感じのわけるくん。良い対策あれば教えてください。
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