3月も下旬、早くも福岡では桜が開花したらしい。
桜が日本人にとっては特別感があるのは、その時期が別れと出会いの時期と重なるからだろうか?
だからなのか、どこで誰と桜を見たかというのは、その時の気持ちととも思いのほか記憶に残っていたりする。
今月に入って頭に浮かんできたのは「花咲く」という言葉。
何があっても何がなくても季節は巡り花が咲くと思いがちだけれど
花が咲くためには、日光、気温、水、栄養などの色々な条件が必要なわけで
何かが足りなければ花が咲くことはないのだ。
人を花にたとえたならば、同じように環境によって咲き方も違ってくるんじゃないだろうか。
条件と言うのは
どんな環境にいて、どんなものを食べているか?
どんな言葉をかけられたか?
それによって、咲く花が変わってくると思うと
子どもにかける言葉も自分に対してかける言葉もプラスな方がいいと思う。
「良く出来たね。」
「頑張ってるよね。」
「今日もお疲れ様。」
周りが言ってくれないなら、自分で自分をほめるだっていい。
「咲くやこの花」…どこかで聞いたことあると思って調べてみると
浅間神社に祀られている木花咲耶姫(このはなさくやびめ)という桜の美しさを象徴する神様だった。
まもなく東京の桜も開花しそうだ。
桜を見つけたら「今年も咲いてくれてありがとう。」を伝えよう。
いったい今年はどこで誰とどんな桜をみる時間をすごそうか?