日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッ
セイ、つまりクリッセイ。
夫も義母もチーズが苦手。私は大好物。
遠慮することなく家でも食べたい時に自由に購入して、食べたい時に食べているくせに、
家族以外と外食する際に「夫がチーズ嫌いだから普段食べられないから……」みたいなことを言っては、チーズメニューをオーダーしたり、チーズ専門店に行く機会が増えた。
なんという矛盾。いや、矛盾ではなく言いがかり&都合のいい言い訳というほうが正しい。好物はあるが、苦手なものがほとんどと言っていいほどない。
なんでも食べられるように育ててくれた親に感謝している。
自分にはなくても好き嫌いの話を聞くのはキライじゃない。
特になぜそれが嫌いなのか、苦手になった理由を聞いてみたくなるのだ。
苦手になった理由でよく聞くのが、
食べた後、体に何らかの異変をもたらした経験があるため。
牡蛎にあたったことがあるから、それ以来怖くて食べられない、避けているというのは、よく聞く。
母はその昔、おつまみでよくあるキューブ状のツナ〇コを食べて蕁麻疹が出て以降、敬遠していると聞いた。
食あたりというものを経験したことがない身としては、だから苦手がないのかなと思う。
いつからかクセのあるものも好むようになった。
また流行りものにすぐに乗らないタイプなので、一気に熱が上がって、その後すぐに冷めるというようなことも少ないのも嫌いなもの、苦手な食べ物がない理由の一つだ。
さて、流行りものといえば、コロナと共に今、手足口病が流行っているとニュースで目にする。ウィルス性疾患で、定期的に流行しているイメージもある。
手足口病は小さいお子さん、特に5歳未満の子どもがかかる率が圧倒的に高いといわれている疾患だが、私はその昔、小学校高学年~中学生の頃にこれにかかったことがある。
理由は簡単明白。
手足口病にかかっていたちびっこ達と知らずに遊びまわったから。
「普通はもっと小さい子がよくかかる病なのだけどね」とお医者さんに言われたのが
子どもごころにショックだったことをはっきりと覚えている。
その名の通り、手のひらと足のうらと口の中にしか症状が出ないのが本当に不思議で、
きっと痛かったり痒かったりしたはずなのに、「はいはい、だから手足口病ね」なんて
妙に冷静だったこともうっすらと記憶にある。
以来、小さい子と遊ぶのが苦手になったかと言われればそんなことはなかったのだが。
苦手なものがあってもいい。
せっかくならその理由が「なんとなく」ではなく、「なぜ苦手なのか」が説明できるとなんかいい。