理由あって週イチ義母宅 PR

遂に嫁姑の乱勃発!

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理由あって週イチ義母宅に通っている。
これは、主にその週イチに起こる、今や時空を自由に行き来する義母とその家族の、
ちょっとしたホントの話だ。

夕飯用の米1合を研いでいた。
義母は台所橫のいつものベッドでうつらうつらしている。

ザザッと米研ぎを済ます私の背中に向かって義母が言った。
「米は、そういうのは大切にしたほうがいいよ」

一瞬何を言われたかわからなかったが、つぎの瞬間、私が米を研ぐ音を聞いての発言であることに気づいた。
「私が米を研ぐ音が聞こえてそう思って言ってくれたの?」
「うん、そうだよ」

言ってくれたの? なんて言葉づかいをしたが、実は神経がビリビリと震えるというかシビレル感覚が走り、脳内に次の見出しがカーンっと掲げられた。

【遂に嫁姑の乱勃発!原因は米の研ぎ方】

週イチで義母宅に通うようになる前から、ラッキーなことに姑から家事に関することでダメ出しをされたことは一切なかった。
大したことはしていなかったからではあるが、そういうものとは無縁でいきましょうオーラをまあ、互いに出していたのだろう。
義母は「嫁」という存在で私を見るタイプの人ではなかった。
ほんと、ありがたいことに。

それが、この段になって、橋田壽賀子ドラマもびっくりな米の研ぎ方にもの言いがつくとは。

実際、それが気に食わないという言い方では全くなく、
「あなたも子どもに食べさせなきゃいけないんだから一粒も無駄にせず大事にしないと」みたいな感じだった。

「ふん、何さっ!うち子どもいないですけど……!」みたいな言葉を思い浮かべなから、逆サイドで確かに私の米の研ぎ方、かなり雑だったわ、と冷静なジャッジ&反省も働いた。

超絶耳のいい義母は、私が米研ぎで水をシンクに流した時に数粒流れ落ちてパチッといった音を聞いたのだろう。

ぐぅ

そこからのらりくらりと相槌を打つうちに話の矛先はゆらゆらとカーブしていった。
そうして嫁姑の乱は幻に終わった。

家事に関する何かを言われたことを姑(舅もあるか)に言われたことがあるみなさん。
どういう手段であれ、それをかわしてしきたみなさんをリスペクト!
そして勝手に心の中でグータッチ。