日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
マスクが品薄だったのっていったいいつ頃だったっけ?
第6波が来ませんように、ひどくなりませんようにと思いながらマスク生活は続いている。私はフリーランスのライターで、在宅時間も比較的多いので楽だが、毎日通勤している人は大変だよなと思う。
外で飲食の機会もぼちぼち増えてきたところでマスクを楽しむニューアイテムを手にいれた。
それはマスクストラップ。
以前から先輩がつけていたのを見て、いいなぁと思っていたのと、テレビでSKY-HIさんがパールのストラップをつけているのを見て、「オシャレ~!」と思ってがぜん欲しくなったのだ。
そういえば、2021年の夏は男性がオシャレでパールのネックレスをつけるのが流行ったよね。
ん?もっと前から?
そんなわけで、わがままを言って、アクセサリー作家でもある友人にマスクストラップをリクエストした。
彼女が手作りするビーズやシルバーのアクセサリーをたくさんつけてきた。
長い付き合いだから、好みの色や雰囲気をわかってくれているし、あえてあまり今までつけないタイプのものを薦めてくれたりもあって、嬉しく楽しく彼女が作るアクセサリーをつけてきた。
さて、リクエストしたマスクストラップがやってきた。
パール使いのもののほかに、グリーンやブラウンやモノトーンも。
実際、食事の時はサッとはずして、サッと着けられるからとても便利だし、誰かと飲食を共にしている席でも感じよくマスク会食を促せる気がする。
この手のストラップといえば、専らメガネ用だった。
老眼鏡とか、昔は「ざーます系」のおばさまの必須アイテムといった感じで私には縁がないと思っていた。
今は洋服に合わせたり、ピアスとのコーデを考えるのも楽しい。
とはいえまだあまり周りに使っている人がいないというのも私がニヤニヤしてしまう理由だ。
この感覚はいったいいつからだったろうといつも思うけれど、どうにも思い出せないけれど、町中でマスクストラップをしている人を見かけたら、
「ふふ、あなたもね!」の視線をうっすら送るつもりでいる。