日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
「エンタラクティブライフ」は立ち上げからおかげさまで丸4年が経過。5年目に突入いたします。
2021年、コロナ禍が続き「え、まだ続くの? もっと早く収束すると思っていたのに……」の日々。
毎週金曜日は義母宅に通い、仕事は焦るほど減っている感じはしなかったけれど、ぐいぐいと前に進んでいる人と、停滞している人、知らぬ間に痛みを溜め込んだ人が生まれていた時期だ。
シンプルの逆を行く、緑を基調にしたカラフルなデザインを作ってもらい、日常のほんのちょっとしたネタを書き始めた。
私だけじゃない人にも参加してもらい、それぞれ得意な分野、好きなことを綴ってもらう企画も立てた。
この頃の私の頭の中といえば、これもエンタラクティブライフにつながる、この人にもお願いしてみたい……と頭の中でこのウェブマガジンを軸に思考をすることが増えていた。実はそれは今でも変わらなくて、小さくても「場」が出来たことで安心と希望を手に入れたと思う。
「楽しく続けること」が純粋に出来てきたかはわからないけれど、「やめたい」と思うことは本当になかったし、これからも続けていける気がしている。
「連載」企画もどんどんカラフルになった。それはひとえに、趣旨に賛同し毎月(または隔月で)記事を書いてくれる愛すべきライターズの皆々様のおかげ。
私は役得で、ライターズから届く原稿をいち早く読める。時にはタイトルのアイディアを一緒に考えたり、そっと誤字を修正したり(これは、はっきり言って自分の原稿が一番多い)。
回を重ねていくと皆さんの色がよりはっきりしてきて、カラフルな読み物が揃うウェブマガジンになっている自信がある。
5年目突入にあたり、改めて「このサイトについて」を考え、内容を追記したり削除したりカスタマイズしようかと読み直した。
……えーっと、すみません、全然変わってないです。ブレてないです。
なので、このまま5年目に突き進みます。
もちろん新しい企画や自分語りもしていくと思うけれど、あまり高らかに宣言しないのが、今の私のスタイルなもので。
◉エンタラクティブライフをはじめましょう
幼い頃からエンターテインメントと呼ばれるものが好きでした。
と言ってもそれはテレビだったり、ラジオだったり、とても一般的で身近なもの。
やがて、そうしたメディアで見たキニナル人を見るために、ライブに行ったり、舞台を観たり、「生もの」がもっともっと好きになっていきました。
作品を観ると、自分の暮らしや置かれている状況とリンクしたり、比較したり、誰かを想ったりさまざまな思いに至ります。
それを何かに書き留めたり、誰かと共有してきました。
私にとってエンタメは、暮らしの傍にあるものです。
フリーのライターとして活動を始めてから、ご縁があって整理収納について学びました。
整理収納は、暮らしはもちろん、人生や人間関係、あらゆることに当てはめることが出来てものの見方や捉え方がぐんと広がりました。
あ、もちろん片づけのスキルも習得したのですが。
今、計らずも私の傍にあるエンタメと整理収納は、どちらも日々の暮らし、人生にとって欠かせないものだと実感しています。
エンタメと整理収納、この一見、まったく共通点がなさそうなジャンルを、気持ちよくブレンドしながら、楽しく発信したい。
発信するなら双方向がいい。
そんなわけでエンタメと整理収納をブレンドするwebマガジン「エンタラクティブライフ」。どうぞ気楽にページをめくってください。
エンタメ・整理収納ブレンダー 栗原晶子
いつも「エンタラクティブライフ」をお読みいただきありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
※写真は10年前の10月の写真フォルダからとある日のものを選んだ1枚。