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強い光への向き合いかた

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あけましておめでとうございます。
本年も「エンタラクティブライフ」をどうぞよろしくお願いいたします。

2022年、元日も日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

2022年1月1日の朝。
車は東に向かっていた。
ある道を左折した瞬間、朝日が車のウィンドウ越しに差し込み、眩しさに驚いた。
信号も見えづらくなり、少しあせる。
ちなみに私は助手席だった。

東に向かっていたため、しばらくこの眩しさに付き合うことになった。
頭を前後左右に移動して、手をかざしたりしながら、強い光を避ける。
高速に入っても太陽に向かって走る時間が続いた。
道がカーブすれば視界がよくなり、
危険を回避するために、前の車との車間距離をとる。
運転するものにとっては、あまりウェルカムなことではないが、
朝日のおかげで、車内は少しあたたかくなった。

2022年、こういう気持ちで行動しよう。
強い光、向かってくる簡単じゃないものがあったとしたら、工夫して前に進めばいい。
頭や体を前後左右に動かして、時には手をかざして調整するみたいに。
その先の道なりに任せることもあるし、減速したり、いざという時には一時停止したりもする。
でも前に進もうと思う。東に向かいたいと思う。
気づいたら温かかいと感じたり、目的地に近づけるはずだから。

東が吉方位というわけではない。
つまり新しいことや始まりに、背を向けずにいこうということ。
どんな一年になるかなと期待しながら。