日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
昨年の今日は何してた?
数年前の今頃何してた?
おそらく、あと1カ月すると、そのSNSの機能でぴょこぴょこ出てくる私の投稿は
緑のアレ、そう、ゴーヤーだらけになる。
毎年、種を植えるのが出遅れた、グリーンカーテンが間に合わないと
飽きもせず同じことを書いてきた。
今年は実家から、「昨年の実から種を植えたが発芽しない。お宅はどう?」と聞かれ
得意げに「今年も昨年の種から芽が出て来たよ」と伝え、2本の苗をおすそ分けした。
例年通りにいけば、今年はいつもより早めにグリーンカーテンが仕事部屋の西日を
遮ってくれるはずだった。
しかし、今年はまさかの6月から猛暑日の連続。
すでにグリーンカーテンが遅すぎると自分にクレームをつけながら、
午後は仕事部屋から逃げ回っている。
先日、ようやく伸びてきた苗を植え替えた。
そこからはせっせと水やりをし、生育具合をチェックする。
対して、メインの庭はうっそうとしており、見るたびにため息ばかりついている。
しょっちゅうYouTubeで園芸家や農家の方の、「雑草を除くただしい方法」みたいな動画を見ている始末。
わかっている、見ている時間があったら、やればいいのだ。
それでも
・作業に適していないほどの気温、熱中症注意
・あぁ、今日はお隣さん一家が庭で戯れているなぁ
・次、雨降った翌日がいいかな
などと言い訳をしては、ため息の原因を取り除けずにいる。
言い訳ばかりして、なかなか片付けを始められない人の状況にあまりにも酷似している。
具体的な目標、というか目的があれば始められる?
それで言うならゴーヤーカーテンは、
・西日を避けたい、
・出来たゴーヤーを食べたい、
・たくさん出来たらお裾分けしたい
など、グリーンカーテンを手放したくない理由が明確だ。
ではメインの庭はどうだろう?
・愛するイチジクだって、もっとちゃんとメンテナンスしないと、そろそろダメになるよね。
・ホースでシャーって庭に水まくの気持ちいいじゃん。
・あぁ、本当は畑ゾーンも復活したいよね。
どれも広さが仇となり、あまり具体的な目的になっていない。
結構な状態の納戸が片づかないことばかり気にしている人みたいだ。
じゃあどうする?
とりあえず、あの原稿とあの原稿が終わってから考えるとするか。
嗚呼、私には今、整理収納のプロの言葉が必要。
プロはこういうだろうか。
庭の前に、実は片付いてない場所があるのでは?
まずはそこからはじめてみませんか?
う、うん……。
庭に関する写真や記事は、もう少し先になりそうだということだけは、断言できそう。