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「読みたくなる」のために

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

発売開始から6年の月日が経過していることになる。
整理収納アドバイザー資格を発行しているハウスキーピング協会発行の電子マンガ『モモとナナ』のことだ。
このほど第8話が発売となった。

協会発行の機関誌編集に携わっている流れから、作者マリカジさんの描くこの電子マンガに創刊から携わっている。
言い方を変えると、ご本人以外に最初に読めるという役得をもらっているという感じだ。

台詞の不自然さはないか? 表現が足りなくないか、トゥーマッチじゃないか、こういう展開にも期待、ここが好き! 役得に乗っかって、自分が思うあれこれ、感想を伝える役割だ。

このボリュームを一人で描き上げる作者の労力は、私の想像を遥かに超える。
「早く続きが読みたい!」という期待の声を背負いながら、マリカジさんは孤独な制作の旅をもう6年も続けていることになる。

私の役割はもう2つある。
一つは巻末のコラム(読み物)のテキスト作成だ。
編集会議を経て、今回はこういう方向で発信しようと決まると、そこからはさほど時間はかからない。まあ、書くのは専門なので。
しかも、ここにはマリカジさんのイラストやアレンジが加わって仕上げてもらえるので、気楽というか楽しい工程でもある。
自分が指示出しした再現性の高いイラストが加わって仕上がってきた時、もっといえば、その斜め上をいってくれた仕上がりを見た時、ニヤリが止まらなくなる。

もう一つは発売のタイミングでAmazonやコミックシーモア、協会ライブラリーなどの『モモとナナ』のページに表示される作品解説だ。
内容がわかって、でもネタバレしすぎないように、続きものだからこれまでの流れも踏まえつつ、今作の見どころを入れて……。
自分はこの巻の結末を知っているけれど、購入前の人は知らないのだからどうすれば読んでみたくなるか期待もあおりたい。
そんなことをまるーっと考えて作品解説を書いている。

……と、さもすごいことのように大袈裟に書いたが、実は書いた後、割りとすぐに忘れてしまう。
そして久しぶりに読んだりすると「あら、結構いい感じに書けてるじゃん!!」と自画自賛しているのだ。まったくもってお気楽なものだ。

夏休みの宿題で、読書感想文が憂鬱というのをよく見かける。
私は大好きだったので、憂鬱の気持ちに寄り添うことはできないのだけど、
苦手な人は雑誌やwebで書籍紹介されているページを読むといいような気がする。
何が書かれていて、どんな展開があって、結末はどうなっていくのか、
その辺りに沿って感想を絞りだせばいいのだ。

そもそも何も感じない……という場合は結構重症。
でも本当は何も感じていないわけではないから、私みたいな人と一緒に舞台を観たり、話をしたらいいと思う。感想引き出し屋、やりたいなぁ。

ファシリテイト型コミック『モモとナナ』8話の紹介文は下記の通り。
以下、せっかくだから7話以前のも読んでみてください。
そして、まだ読んでいない人はぜひポチッとして読んでみてね。

片づけは魔法じゃないの!? 子どものおもちゃを前に壁にぶつかった納見一家にアドバイザーのモモが本領発揮する最新8  

おもちゃの片づけアドバイスのために張り切って納見家にやってきたモモだったが、家族の思いがぶつかり娘のエルは大号泣して部屋にこもってしまった。アドバイザーとして思うように進められないことに焦るモモ。
そんな時に思い出したのは、自分が整理収納を通して実感した本当の片づけの効果だった。整理収納アドバイザー・モモの言葉で再び動き出した納見一家。
あふれかえるおもちゃを前に、父が、祖母が、そして5歳のエルが向き合った片づけとは!?
全世代が今日から使える整理収納の極意が詰まった、「家族と進める子どものおもちゃの片づけ」完結編!

 

お待ちかねの第7話。モモの上司、納見課長のお宅で子どものお片付けをサポート。おもちゃだらけの部屋に立ちはだかるものとは!?

整理収納アドバイザーの資格を活かすチャンスが思わぬところからやって来た。依頼者はなんと、モモの上司である納見課長。 おもちゃであふれかえる娘・エルちゃんの部屋を片づけて欲しいというのだ。 しかし、実はモモに白羽の矢を立てたのは、エルちゃん本人と、納見の母・涼香だった。 「とっておきの収納術で魔法みたいに片づけて欲しい」という涼香のリクエストにとまどうモモ。 おまけに納見が抱える現実にも直面し、事態は混乱するばかり。アドバイザー・モモはいったいどうする!? 現役の整理収納アドバイザー漫画家 マリカジが贈るファシリテイト型コミック 第7話は、子どもの片づけに悩む全ての親御さん必読のエピソードがいっぱい。

新章突入! 待望の第6話。アドバイザーになったモモが整理収納のノウハウで、結婚間近のカップルを危機から救い出す!?

友人たちとのBBQに繰り出したモモは、何やら落ち着かない様子。慣れないアウトドアに加え、楓と睦月カップルの間に不穏な空気が流れていたせいだった。 二人が揉めている原因がBBQの準備や後片付けに絡むことだと察知したモモは、整理収納のスキルで解決に導くことに成功する。 一方、双子の妹ナナも夫との関係がギクシャク。仕事も子育ても完璧にこなしてきたはずのナナの抑えきれない苛立ちに寄り添うのは……。

あの片づけられなかったモモが整理収納アドバイザーに!? 講座や試験の様子も描いた第1章完結編となるお待ちかねの第5話!

会社の上司・納見と思わぬ場所で時間を共にしたモモは、悩む納見に寄り添いアドバイスを送った。自分も周囲も変わり始めたことに気づいたモモは、「整理収納アドバイザー」資格に向けてさらなる一歩を踏み出した。
今や12万人を超える2級資格取得者と、約9500人の1級資格取得者(2019年7月現在)がいる整理収納アドバイザーの講座や試験の様子も盛り込んだ、リアルなお仕事マンガとしての魅力も詰め込んだ本作。
双子の姉・モモを取り巻く世界は、整理収納を通してどう進化していく!? 目が離せない展開の第5話でいよいよ第1章完結!!

男にフラれたモモは片づけに挫折? 整理収納を通して自分を見つめる主人公に共感の声が続々! これはただのお仕事マンガじゃない!

「片づければ幸せになれるはず!」そう信じていた双子の姉のモモは、あっけなくフラれてしまった。落ち込むモモの部屋はまさかの!?リバウンド。やっぱり片付けられない女だったのかと落ち込む彼女に整理収納アドバイザーの調野(ととの)は、やさしく寄り添い背中を押す。
物語の中に詰め込まれた整理収納のノウハウは、私たちの暮らしにすぐに役立てられるポイントがいっぱい。モモと一緒なら片づけ上手になれるかも!?
現役の整理収納アドバイザー資格を持つ漫画家・マリカジが、時に痛みを伴う記憶や心根に深く迫り、整理収納の奥深さをくっきりと浮かび上がらせた渾身の第4話。

「ムダモノ」と言われてきた主人公モモが、整理収納に出会った! 「片づけあるある」を満載した整理収納マンガ、待望の第3話。

整理収納をキーワードに、双子の姉妹の成長を描く異色のマンガ、待望の第3話。片づけのプロ、整理収納アドバイザーを家に呼べば、すべてがうまくいくはず…、そう簡単に考えていた双子の姉・モモは、アドバイザーの調野(ととの)から意外な質問を投げかけられる。小学校の頃から呼ばれていたあだ名と、モモが妹・ナナに対して抱えていた説明のつかない感情、それに向き合った時、何かが動き出す。

一人暮らしのモモの部屋には、片づけられない人の「あるある」がいっぱい。現役の整理収納アドバイザー資格を持つ漫画家・マリカジだからこそ描けるリアルな片づけ現場の実態と整理収納ノウハウは必読。モモの気になる恋の行方にも注目!

マンガを読みながら整理収納がわかる! 片づけが好きになる!

片づけられない&結婚できない女子、モモとなんでも器用にこなす無駄が嫌いのナナ。仲良しだったはずの二人の姉妹の間には、成長するにつれていつしか距離が出来ていた。モモが片づけられない原因、そして結婚できない理由はナニ? ナナが抱える本当の思いとは? その答えを導くカギとなるのは、今、注目の「整理収納」だった。現役の整理収納アドバイザー資格を持つ漫画家・マリカジによるオリジナルストーリー。等身大の「モモとナナ」の日常を追いかけながら、あなたも整理収納の極意にきっと出会えるはず。
ためになる巻末の整理収納コラムも要チェック!

エンタラクティブライフでマリカジさんの短期連載企画ありました!

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