日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
昨秋、フリーマガジンの取材で訪れた小平市。それまでご縁がなかったけれど、それ以来気になる街になっている。
これまで仕事でいくつもの街、駅に降り立った。
でも一期一会の取材先が多いので、以来一度も訪れることのない場所もある。
そもそも取材先(特に個人宅)はバリバリの個人情報でもあるので、意識的にも無意識的にも抹消するようにしているところもあるのだ。
小平市はたっぷり10軒の取材をしたこともあり、ちょっとほかとは違う感覚も芽生えている。
とはいえ、わが家からはなかなかの距離があるので、ついでに立ち寄るみたいな場所ではなく、あの店をまた訪ねたいな、あのメニューゆっくり食べたいな、という思いは、ほとんどInstagramの中でバーチャル体験しているにとどまっていた。
取材させていただいたお店の中の1軒、merci bagel(メルシ―ベーグル)さんがInstagramのストーリーズで詰め合わせ配送を限定で受け付けていた。
このタイミング最高! とすぐにDMをして、後日詰め合わせがクール便で届いた。
DMをお送りした時に、取材でお世話になったことを伝えると、
「ルミエル見て来てくださるお客様たくさんいます! 素敵な記事を書いていただきありがとうございました」
と返信をくださった。
これがライターにとってどれほど嬉しいことか、想像いただけるだろうか。
記事を書いて、取材先の方に喜んでいただけるのはもちろん嬉しいが、それを誰かが読み、お店に行く、商品を購入する少しのきっかけになるって、最高じゃない。
伝わるように書けたということだ。写真の力が大きいのだけれど、それはもう文字も読んでもらったということにしようじゃないか!
さて、たっぷりの詰め合わせ(ランダム)を冷凍庫に移しつつ、どれから食べようかな? と選ぶ。
「やった! ほうれん草ベーコンチーズ」が入ってる!!
このベーグルは、取材時に撮影したものを持ち帰り、自宅で食べてテンションが爆上がりしたメニューだったのだ。
定番ベーグルメニューの中でも『ほうれん草ベーコンチーズ』はずっしりとした重み。ほうれん草を練り込んだ生地の中に想像を上回る量のベーコンとチーズが入っています。
と私は書いたのだが、これって食べたからこそわかるのよねー。
自然解凍してから電子レンジで温め、最後に軽くトーストしていただくという、merci bagel(メルシ―ベーグル)さんおすすめの食べ方でペロリ。
期間限定の「いちごバター」も美味!! 「一度にたくさん食べすぎるの注意報」を自分に出すことになった。
元パティシエのオーナーが作る身体に優しいベーグルと焼き菓子の店、merci bagel(メルシーベーグル)は、私にとっては嬉しいお声も聞けたので心にも優しいベーグルだ。
気になる街が増えて、人や食でつながれるって嬉しいし、
自分が関わった1ページが、誰かの行動に、誰かの胃袋に!? つながっているなんて最高じゃん!