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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

「ペリカンのパン」きっかけのプチ逡巡日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。 ペリカンのパンを美味しく食べるためにわが家で逡巡したこととは。パン切り包丁の話。...

それからというもの、普通のカットされている5枚切り食パンを買って半分にしてホットサンドにしたり、地元のパンやさんで、ラウンドタイプのパンを買ったり、
パン切り包丁の出番はそこそこある。
買ったものが無駄にならないのは、なんと気持ちのいいことだろう。

そうこうしていたら、昨夜「食パンをもらったよ」と連絡が入った。
なんと珍しいお土産だろう。
聞けば、夫が職場の方から高級食パンをいただいたのだそうだ。

その方からはご近所さんからたくさんもらったからといって季節の野菜をおすそ分けしていただくことはこれまでもあったが、まさか食パンとは……。

予告通り焼きたてふんわり二斤の食パンをいただき持ち帰ってきた。
もっとよく聞けば、職場の方は自分用以外に職場の人用にお土産食パンを購入し、
配ってくれたのだそうだ。

こんな短期間の間に、ふたたび切って食べる食パンが食卓にやってくる不思議。
よく、ものを手放すと新しいものが入ってくるというのは実感するけれど、
ものを増やしたら、それを活用できるものも入ってくるというパターンもあるのか。

「よし、今夜は朝食みたいな夕食にしよう」
こうなるとメニューをしっかり考えなくてもいいし、朝からなんだか気が楽だ。
それならば作り置きおかずを常備しておけば、普段からもっと楽なのだろう。
しかし、それこそ理由あって作り置きおかずを自宅でも作ることにあまり前向きになれない面もあったりして。
効率を考えて徹底的に整理するのは、実は出来ていないということも告白してしまおう。

それでも「朝食みたいな夕食」というざっくりしたタイトルがついていれば、
それなりに楽しい夕食になる。
ハムカツ、芽キャベツ、じゃがいも、目玉焼き。
そして厚切りのパンとコーヒー。
「みたいな」は、その昔の流行り言葉だったろうか。
でも便利で軽くなる言葉として、私の中では取り出しやすい位置にある言葉としてつかっている。