日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
電車内で本を読むならイヤホンをして音楽を流すことも多い。
それも日本語が聞き取れる曲だと、そっちが気になってしまうから洋楽が多いだろうか。今、コロナ禍になって電車内のおしゃべりは興味の対象になる以前に
ちょっと迷惑イメージがプラスされちゃうので、できれば遮断したい、そんな気持ちだ。
なんだかネガティブで悲しいけれどさ。だからというわけではないが、新しいスマートフォンに合わせてワイヤレスイヤフォンを手に入れた。
ノイズキャンセリングがついているタイプだ。
これがすごい。しっかり遮断される。
とくに電車内、地下鉄の走行音に邪魔されることがない。
試しに、ノイキャンをOFFにしてみると、こんなに大きな音に包まれていたのかと驚く。
車内で会話している人が皆、ジェスチャーで会話している感じに見えた。
だから逆に怖くなった。
自分の世界以外で何が起きているか、わからないよ。
トントンって肩を叩かれなければ、気づかないかもしれない。
(車内アナウンスなどは薄くちゃんと聞こえる)
便利なものは、ちゃんと使い方を把握して、注意点もしっかり確認して使わなきゃいけないなと
少し背筋が伸びた。
例えば、自転車に乗りながらとかは絶対ダメよ。
歩く時もノイキャンはOFFらなきゃ危ないよ。
音量はそこそこにしないとだめだよ。(これは前からだね)
で、これ、使わない人は「私は使わないから関係ない」にしないほうがいい。
電気店とかでお試しできるところがあったら、体験してみたほうがいい。
こんなに遮断されるんだということを知っておかないと危ないから。
イヤフォンしてる人たち、こんな風に雑音は聞こえていないのかもしれないと。
便利なものは時に不便。
だから使う人は、使われないようにすることが大事。
なんでもそうだよね。
でも最近、あまりいい音響で音楽を楽しめていなかったので、
新しいイヤフォンによって、楽器の音色や、息づかいなど音楽の繊細なつくりにググっと近づくことができて、とても幸せな気持ちになれた。
PCから聞いていた音は、本当の音じゃなかったよなと。
あとは、今、駅でしきりにアナウンスされているワイヤレスイヤフォンの落とし物が多いという件。
これ、落としたらショック大きいなってことも、まだ着け慣れていない今は、気になる。
新しいものから学ぶことって結構多いんだな。