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コーヒーおみくじ~キリマンジャロ

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

片づけをしていたら、4年前に友人に誘ってもらって出展した時の「コーヒーおみくじ」が出て来た。
4年前のものをまだ取っていたの!? というツッコミはこの際、コーヒーに、いや、水に流していただこう。

これは、COFFEEをテーマにした展示というとっても自由な内容で、アート作品が並ぶなか、私が作った「コーヒーおみくじ」とは、どこまでもアナログ。
コーヒーカップの中のスプーンを一本引いてもらうと、スプーンに豆の名前が書かれていて、その名前のおみくじをお渡しするというただそれだけ。

残っていたものを開けてみた。
例えばキリマンジャロ。名前をいわゆる「あいうえお作文」みたいにして、
その下に「解説、みたいなもの」とある。
自分で書いておきながら、ちょっと面白いので、もう時効? ということでここで紹介。
もちろんだけれど、私には何のお告げも神通力もない。
コーヒーと書くことが好きっていうくらいでね。

  希望通りにいかなくても
  リタイアしなくていい
マン 万が一行く道で
ジャ 邪魔が入ったら
  ローに戻せばいいだけさ

<解説、みたいなもの>
答えは一つじゃないけれど、「結果にこだわれ!」と言われ、なお且つ個性を重視せよと言われる時代です。
目の前に課題が山積したら、やる気も失せるし、ドロップアウトしたくもなるかもしれません。

でも生きている限り答えは一つじゃないのですから、その道しかないとあきらめて降りようとするのではなく、アプローチを変えればいいだけなのです。
行く手に敵が待ち受けていたら、戦わずに逃げるというのも手段の一つです。

一部割愛

ちなみに、キリマンジャロの登山ルートは全部で6ルート。
アルピニストの野口健は、17歳で登頂に成功しています。
イモトアヤコは2009年、2011年に番組の企画で登頂しています。

このイベントは4年前の2月で、4年前の自分がこんなことを書いていた。
なんか笑える。

でも、この時会場で「コーヒーおみくじ」を引いてくれた人の中には、「まさに!」なんて言ってくれた人もいたっけ。
最後にちょっと小ネタを入れて「テヘヘ」とごまかしている感も結局自分っぽい。

それにしても結構な種類を用意したようだ。
せっかくだからまた気まぐれに残りのおみくじも開けてみようかな。
好きな豆の種類が出たら、それがあなたへのメッセージかもよってことで。