理由あって週イチ義母宅 PR

メリー・ポピンズじゃないから

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理由あって週イチ義母宅に通っている。
これは、主にその週イチに起こる、今や時空を自由に行き来する義母とその家族の、
ちょっとしたホントの話だ。

数ヶ月前から、義母宅の調味料は棚の上に収納している。
私は背が高いので、高いところの収納は苦じゃないし、それこそ理由あってなのだ。

義母は甘いものが好きで、糖尿病の薬も処方されている。
けれど、定期健診での数値は安定していて、主治医から食事制限などの命は受けずに済んでいる。
何より、「食欲があって、お通じも良くて、もうそれだけで立派なもんですよ。」
と、いつも太鼓判を押されるのだからありがたい。

ミュージカル『メリー・ポピンズ』の中で、ジュリー・アンドリュースは、
「♪スプーン一杯のお砂糖で苦い薬も飲めるよ」と歌っていたけど、
ナニーものでもない私は、メリー・ポピンズにはなれないという話をしよう。

義母宅に行くと、ピンクの蓋のキティちゃんの「さとう」のケースがテーブルの上に置かれていた。
そばには小さな金色のティースプーンが置いてある。
「ん?」と一瞬思いながら、台所へ戻した。
調味料類は、毎週の作り置きおかずの調理を終えると棚上に収納しているけれど、お砂糖は下段に置いていた。
中にはきび糖が入っている。

作り置きおかずの中でも、さつまいも煮は定番の一品。
義母はどうやらこれを食べる時に、お砂糖をオンしているらしい。
いや、煮る時にもしっかり砂糖入ってるけどね。
果物やヨーグルトも日常的に摂っているので、砂糖のケースも収納場所を改めねばなるまい。

夕食を食べ終えた義母に、夜の薬を出してその日のミッションは終わる。
少し苦いからか、開け方が一瞬わからなくなるからか、漢方をシラーっと飲み残していたりする義母に、
「いや、それもちゃんと飲んでくれないと困りますよ」と私。
もちろん、スプーン一杯のお砂糖はなしだ。

その代わり、次に来る時はまた何かおやつを買ってくるよ。

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