気分でわけるくん PR

話題の映画でわけるくん。

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わけるくんインストラクターの私がお片づけにとらわれず、わけてみる「気分でわけるくん」。さあ、今日の気分は何がどんな風に反映されていて、どんなことにきづく?

3月は映画を2本観た。
その2本を気分でわけるくん。

1本は「ドライブ・マイ・カー」
アカデミー賞国際長編映画賞を獲得した作品。
観たい観たいと思いながら逃していたので、アカデミー賞発表前に間に合うように滑り込み。
すでに観ていた知人たちの「良かった」の声もうっすら聞きつつ、まずは自分の目で、耳で。

もう1本は「SING2」
「SING」前作も観ていたので、観たかった。まあまあ姪を誘導したかもしれない。
吹き替え版で観た。吹き替え担当は、前作に登場した人がそのまま同じ役をして、
新キャストの声には、アイナ・ジ・エンドさんやジェシーさん、そしてB'zの稲葉浩志さんなど、話題の人が続々。

さて、この一見まったくテイストの違う2作には、がっつり共通点があった。
それは舞台。
「ドライブ・マイ・カー」は西島秀俊さんが演じる家福が舞台俳優で演出家。
物語の中では、チェーホフの『ワーニャ伯父さん』を上演するためのオーディション、そして稽古のシーンがたくさんたくさん出てくる。
稽古場萌えの私にはたまらない。
わけるくんでは、家福と三浦透子さん演じるドライバーのみさきが乗る赤い車サーブ900を。
まったく同じ形の色板カードで、上には稽古場の本読みシーンの長机と椅子を。

映画の中には、舞台本番シーンもしっかり出てきて、客席も出てきて、色々感じた。
そして実は、西島さんも三浦さんも、妻の音を演じた霧島れいかさんも、役者の高槻を演じた岡田将生さんも素敵でしたが、私がもっとも気になったのは、演劇祭の担当である柚原を演じた安部聡子さん。
セリフも佇まいも、演劇祭の担当者、公の人感がすごかった。
会ったことないのに、「この人いる!」となった。

一方、「SING2」は、ステージが物語の中心なわけで、今回もコアラのバスター・ムーンのお調子者ぶりというか、無茶ぶりで、ショーに登場する仲間たちは振り回されっぱなし。
でも彼らは、それぞれが抱えている事情に向き合いながら、ショーの本番が迎えられることを信じて、練習を積んだり、協力者を求めたりしていくのだ。
これもまた、舞台の裏をたっぷりたっぷり見せてくれた。

印象的だったのは、ステージから見える客席。
広いステージから3階席、4階席までお客さんが入って、熱狂している姿にジーン。
この演目あったら、私、観たい! 観る!! と思ったわけ。

そんなこんなで、向かって左は登場人物、もとい登場いきものたちの色やサイズをイメージ。黒はライオンのクレイ・キャロウェイね。
字幕版ではU2のボノが演じてるってとこころもムネアツ。

そして中央はやはり客席をイメージ。
1席空けという時期もあったし、またいつそういう条件がつくかわからないけれど、
客席はそこにあるのだ。

どちらの映画もオススメ!
わけるくんの講座ももちろんオススメ!