わけるくんインストラクターの私がお片づけにとらわれず、わけてみる「気分でわけるくん」。さあ、今日の気分は何がどんな風に反映されていて、どんなことにきづく?
7月29日~8月14日まで中野ザ・ポケットで上演される舞台『HEISENBERG(ハイゼンベルク)』に向き合う日々。
数学以外で最も赤点に近かった教科が物理だった。(数学はしっかり赤点を取った)
その私がまさか、「不確定性原理」というタイトルの本を手に取る日がくるとは
だからエンタメって面白い。
サイモン・スティーヴンス脚本のこの二人芝居は、ドイツの物理学者ヴェルナー・カール・ハイゼンベルクの不確定性原理を下敷きにした作品。
ジョージ―とアレックス、年齢の離れた二人が出会い、会話を交わし、そして……。
そんな舞台『HEISENBERG』でわけるくん。
とはいってもまだ舞台は上演前なので、これはそれこそ不確かな私の中でのわけるくんだ。
なにがどうしてこうなっているのかは、同じテーマでわけたとしても明日には変わってきそうだ。
そして舞台を観たら、もっともっと変わりそうだ。
この作品は、ジョージ―とアレックスを二組のキャストと演出家で上演するというユニークな試みも見どころだ。
りょうさんと上條恒彦さんの組み合わせを演出するのは、小山ゆうなさん。
小島聖さんと平田満さんの組み合わせを演出するのは、古川貴義さん。
シャッフルはない。
同じ脚本でも、こんなに違うのか、と思うのだろう、きっと。
公演を心待ちにしつつ、観た後に絶対にまたわけるくんでわけてみようと思っている。