わけるくんインストラクターの私がお片づけにとらわれず、わけてみる「気分でわけるくん」。さあ、今日の気分は何がどんな風に反映されていて、どんなことにきづく?
いつもここでわけるくんをする時は、自分でわけて、自分でどんなことに気づくか、自問自答をしている。
今日は「夏のわけるくん体験会」の場を利用して、とても久しぶりに対面式にしてわけさせてもらった。
わけるくんインストラクターの私は、本来は「わけてもらう人」なわけだが、
今日は「わける人」になったのだ。
するとこんな感じだった。
首を傾け悩んでいる緑の人が私だ。
わけた理由(ルール)を聞かれているのだが、なんとも歯切れが悪い。
ちょっと振り返ってみよう。
1回目にわけた結果がコレである。
なんとなく色でわけたが、きちんと揃えたり、重ねたりするのは嫌だった。
長らく雑然としている自分の仕事部屋をイメージするとこうなった。
いつもなら、ここが○○を表していて、この色が○○で……と比較的わかりやすく説明がつくのだが、
そうもいかなかった。とにかく雑然としているのだ。
2回目にわけた結果がコレである。
緑が下に来た。でもなんだかやはり雑然としている。
ここで私は自分の部屋がお気に入りの緑で本来はコーディネートされていたことを伝えた。
賃貸で白い壁が多いのは仕方がないとして、カーテンをはじめとして緑をキーカラーにした部屋だった。
それが今はどうだろう。もちろん緑はあるのだが、とにかく雑然としている。
そもそもシンプルすぎるのが苦手なタイプでモノも少なくないタイプではあるが、
それにしたって雑然すぎるという自覚がある。
そんな話をしながら、でもどうしたい!? という問いに具体的な答えを出せずにいた。
「どうしたい」があるようなないような。
首や体をひねってばかりいた。
そうして3回目だ。
結局すっきりしないまま、でも緑以外のものは結局かなりの量を減らしたことになる。
こういう空間を大事にしたいのか? と問われれば、そうなのだろうとわかりつつ、
海賊王に俺はなる! 的力強い片づけ宣言が出来ずにいた。
しかし、わけた結果を見ながら、どうして今、自分が雑然とした中にいるのかはうっすら見えてきた。
理由という名の言い訳を聞いてもらったから見えてきたのだろう。
そうなのだ。わけるくんを介して話をしたり聞いたりすることで自分語りをしちゃったり、不具合のかけらを見つけたりできるのが面白い。
しかし、今もこの雑然とした部屋をどうするのか、明確な方針は定まっていない。
帰宅するとゴーヤーのグリーンカーテンがだいぶ伸びて少し陰が出来ていた。
ほうら、なんかつながったぞ。