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ワイングラスでおとなのTeatime

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紅茶コーディネーターのイノチカが、さまざまな角度から紅茶と共に過ごす時間をご提案するオリジナルエッセイ。

先日ワインにとても合うという、チーズ味の塩っ気のある美味しいクッキーを頂きました。
ブラックペッパーも入っており、時折ピリリと舌先に刺激を感じ、確かにワインと合いそう。
このチーズ味の甘くないクッキーと、『ルフナ』というスリランカの低地で栽培されている紅茶が合うかも!? と思い合わせてみたところ、大正解。
『ルフナ』は発酵が強く、ほんのりハチミツの甘さを感じさせる紅茶で、口の中に残ったチーズの風味をサラッと流してくれて、また次の一口が欲しくなる。クッキーに伸ばす手が止まらなくなりそうで危険でした。

チーズとワインは相性が良く、チーズと一緒にワインをいただく方、多いですよね。
ところで、なぜチーズにはワインが合うのでしょう。

それはチーズに含まれる脂肪分をワインの中に含まれているタンニンが分解するから。
チーズを食べた後にワインを口にすることで、口の中がさっぱりとし、また新鮮に次の一口を味わうことができるからなのです。
ワインそのものの味ももちろんですが、一緒に味わうチーズも、何度も一口目のおいしさを味わうことができ、最後まで美味しく頂けることがワインとチーズの相性の良さと言えるでしょう。

実は、紅茶とワインはとても良く似ていて、よりフードを美味しく感じさせる効果があります。
特にタンニンの含有量が多い紅茶は脂肪分の多いフードと相性が良く、フードの種類などによって、合う紅茶の種類も違います。
チーズで言うなら、匂いの強い青カビタイプのチーズには『アールグレイ』や『ラプサンスーチョン』など中国系の紅茶もよく合います。
チェダーチーズなどには『アッサム』や『ウバ』、『ルフナ』などもおすすめです。

さらにホットティーなら温度も高いので、より口の中の脂肪分を分解してくれます。
だからこそ脂肪分の多い、甘いケーキやクッキーなどのお菓子と紅茶は相性がいいのですが、実はチーズやナッツなどのおつまみ系の甘くない食べ物や、食事の時にも意外と合う飲み物なのです。
もしかしたら、私が紅茶を好きな理由の一つに、一緒にいただくフードを引き立たせるという魅力を感じているからかも知れません。
「紅茶があるから、より食べ物がおいしく感じられるって、しあわせだなあ~」って。

ということで、紅茶を合わせると、ついつい食が進んでしまうので、ダイエット中の方はご注意くださいね。ただ、ワインと違って、飲みすぎても二日酔いはしないので嬉しいです。

世の中にはチーズは好きでもアルコールは飲めない方や、運転するために飲めない時、紅茶なら一緒に愉しむことができます。

また、紅茶もワインのように、産地や生産時期、品種によって味や香りが違っていて、同じ種類でも農園や、ブレンドの割合によっても違いがあります。
このチーズにはこれが合うかな? とかこのフードにはこの紅茶など、紅茶とフードのペアリングを見つけるのもとても楽しいものです。

ワイングラスに常温や人肌くらいの温度にした紅茶を注ぎ、まるで赤ワインのように愉しんでみてはいかがでしょうか。
また、好みによっては白ワインのようにキリリと冷やしてみても良いと思います。

ワインを飲む人も飲まない人も一緒の時間や空間で楽しいひと時を過ごせるといいですね。
ソムリエがフードに合わせて、ワインをお薦めするように、フードに合わせた紅茶をワインの代わりに提供してくれるレストランやBarがあると嬉しいなあ~と思うのですが、まだ残念ながら出会えていません。
今夜は自宅で、ワイングラスを片手に、お酒が飲めない主人とふたりの《おとなのTeatime》を愉しみたいと思います。

文・イノチカ

ライフイメージコンサルタント・ 整理収納アドバイザー・紅茶コーディネーター。
紅茶好き。でも、どんな暮らしをしたいのかを模索する中、理想の暮らしを手に入れるためのゆとりを創り出す整理収納と出会い、本当に好きなのは紅茶を愉しむ時間と空間だと気づく。私にとってTeatimeは小さなしあわせを感じ、人生の大切なことに気づかせてくれるゆとりの時間。今日も紅茶を片手にしあわせなひと時を過ごしている。