とりなし隊長のメモパッド PR

百万回だって聞けばいい!

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言い方ひとつで、考え方ひとつで物事は結構うまくいく。これはとりなし隊長がちゃちゃっとメモしたような気楽な記録と提案です。

〈今回のとりなし対象は私と夫〉

とても小さな話をしよう。
自宅のトイレに入ると、残り数巻きのトイレットペーパーが外して立ててあることがある。ホルダーには新しいトイレットペーパーがセットされている。

これはなぜなのだろう? 毎度思っていた。
義母宅でもよくその光景が見られて、それは義母がトイレットペーパーホルダーがわからなくなってしまったりすることもあったりする関係で、見える化させるためだったり、
リビングにいくつもトイレットペーパーが出ていたりしたのをトイレに移動していたりしたのでそうなっていたはずだ。

実はわが家でのこのトイレットペーパー残り数巻き分を外してあるのなぜ? 問題は、
私が度々不思議に思って夫にたずねている事案である。
イラッとしているわけではなく、純粋になぜ? と思うからである。
改めて聞いてみた。

「1,000,000回聞いてるかもだけど、残り数巻きのトイレットペーパーが外して立ててあって、新しいのをちゃんとセットしてくれている例のあれは、次に入った時に万が一トイレットペーパーが切れていて困ることがないようにだった、よね?」
やけに丁寧というか、慎重に、そして別に不快なわけではなく確認ですよーのテンションで聞いた。

「そうです!! あの外してある分は、次に入った時にちゃんと使うよ」
夫もやけに誤解のないようにというテンションで答えた。
「万が一トイレットペーパーのストックがないっていうのは嫌だから」

そう、理由はあるのだ。
夫はトイレに関してはとてもナーバス。出先でも割と行くので、ちゃんとトイレタイムを計算して外出時間を計るタイプだ。
私は逆に利用回数が少ないタイプ(体にはよくないそうですよね)。
あまり困った経験がないまま今に至っている。

理由がわかれば自分と違う生活習慣も受け入れられるものだ。
やがてどちらかの習慣に慣れていくというパターンもあるかもしれない。
ちなみに、わが家はそういう理由から、トイレットペーパーの在庫管理は夫が担当している。
これが本当に楽でありがたい。
あ、もちろんトイレへの補充やホルダーへの付け替えはそのタイミングにあたれば私もやっている。
ついでにトイレ掃除もしてくれたらいいのになとは思うけど、これは各自汚したら都度きれいにするという常識の範囲内は守られているからいいとしよう。

大人2人暮らしは理由さえわかれば気楽である。
気になることは都度確認するタイプだから、私にストレスはないけれど、
そういえば夫は私にあまりこういう確認や質問をしてこないなぁ。

ストレス抱えがちな人は、まずは聞いてみるがおすすめだ。
「前に聞いたかもしれないけどさ……、」
「改めて聞いちゃうんだけどね……、」
「ちなみにさ……、」
みたいなフレーズを頭につけると自分も相手にもスムーズ。

え、なんでこちら側が下手に出るみたいにしなくちゃいけないの? と思った方、
「ちなみに、どうして下手に出るのが嫌なの?」(笑)
とりなし隊長が今日も行く。