Tea and・・・ PR

ティーポットがない!?

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暮らしに紅茶を取り入れて、日常にもっともっとしあわせな時間を増やしていくことができたなら……。イノチカが紅茶と共に過ごす時間をご提案するオリジナルエッセイ。

好きなのは紅茶を愉しむしあわせな時間と空間。
一人の時もあれば、大切な誰かと一緒の時も。自宅をはじめ居心地の良い場所でのTeatime。
私の人生の中で、紅茶と紐づく記憶は、いつもしあわせと結びついています。
暮らしに紅茶を取り入れて、日常にもっともっとしあわせな時間を増やしていくことができたなら……。

紅茶にまつわるあれこれを綴ります。
どうぞ紅茶を片手にお付き合いください。

《Tea and・・・ティーポットがない!?》

美味しい紅茶の淹れ方をお伝えしていると、たまに「わが家にはティーポットが無くて」とか、「やかんを持っていないので美味しく淹れることができません……」という声を聞くのですが、最初からあきらめないでください。
たとえ、やかんが無くても、紅茶専用のポットが無くても美味しい紅茶は淹れられます。紅茶を美味しく淹れるための道具と理由を知って、代用できるモノを見つけてくださいね。

紅茶のうまみと香りを引き出すのは酸素。蛇口から出る酸素をたっぷりと含んだ新鮮な水(できれば浄水)を使うだけで、ぐっと味と香りがよくなります。日本は軟水なので、紅茶の成分が出やすく、その点は最初から恵まれているのです。

・お鍋でも大丈夫! 沸かしたてのお湯を使うこと
保温または、再沸騰させたお湯やグラグラと長時間沸騰させたお湯は、酸素が失われています。ボコッと沸いた瞬間に火を止められたら大成功。私はやかんを使っていますが、お鍋でも大丈夫。注ぎ口がついているタイプだと安全です。もちろん、このポイントを押さえることで、電気ポットも使えます。

・大きめの急須でも代用可。しっかり対流するために、一人分350㏄以上入るポットがお勧め
うまみ成分を抽出しやすいように、しっかり茶葉を対流させてください。ベストは丸い形の陶器のティーポット。酸素が茶葉を包み込み、上下に動かし抽出、いわゆるジャンピングが起こりやすいという理由です。ですので、もしなければコーヒー用のガラスのポットや耐熱ピッチャーでも酸素を含んだお湯(①)をつかうことで、ある程度うまみを引き出すことができると思います。匂い移りが無ければ大きめの急須でも代用できます。香りが抜けないように必ずフタをしてください。

・タオルがあれば大丈夫! 冷めないように保温する
温度も美味しくいただくための条件です。特に冬場はあらかじめポットとカップを温めておくことで、香りが立ち美味しく頂けます。また、抽出中などにもティーコジーという保温用の道具を使いますが、タオルなどでポットを覆い、保温することもできますね。

・キッチンにある濾し器を探してみて、最後の一滴まで、しっかりと濾す
ティーバッグでは必要ないアイテムですが、茶こしも必要です。
紅茶は最後の1滴が美味しい。ですので、茶葉や雑味が入らないよう、なるべく目の細かい茶こしがあるとベストです。キッチンツールのあく掬いなどでも代用できるかとは思います。私はやったことはありませんが、コーヒーフィルターで濾すのもあり? ただ、100円ショップでも茶こしは売っていますので、リーフティーを時々楽しむのでしたら、茶こしはやっぱりあると便利です。

・お気に入りのカップでおもてなし
ティーカップは高価なモノも沢山あります。けれど、値段とは関係なく本当に自分が気に入っているカップをお使いください。自分をご機嫌にするのも美味しくいただく大切なポイントです。ティーカップは香りが立ちやすいように口が広くできていますが、マグカップでももちろん大丈夫。
お客様用として眠っているカップがあれば、ご家族や自分をもてなすために、ぜひ使ってくださいね。モノは使うためにあるのですから。

今日は紅茶の美味しさを引き出すポイントと、あるモノで工夫できるヒントをお伝えしました。無いからとすぐに買うのではなく、あるモノを使いこなす工夫もまた楽しいです。
確かに、紅茶の世界は優雅で美しい茶器やテーブルコーディネートを愉しめることも魅力の一つ。ただ、あれもこれもそろえるのは大変です。紅茶を日々の暮らしに取り入れて、もっとたのしみたくなってきたら、一つ一つ吟味して、自分にとって必要な、お気に入りの道具をご自宅に迎え入れてみてください。

私はカジュアルだけれど日々の暮らしの中でほっと一息できるティータイムが大好き。
普段はたっぷり飲めるお気に入りのマグカップで楽しんでいます。
専用の道具が無くてもこころを込めて美味しく淹れられた一杯の紅茶は、きっと自分や家族のこころを満たしてくれることでしょう。

そろそろ紅茶のおかわりはいかがですか?
次回は、イギリスにおける紅茶のおもてなしについてお話しようと思います。

文・イノチカ

ライフイメージコンサルタント・ 整理収納アドバイザー・紅茶コーディネーター。
紅茶好き。でも、どんな暮らしをしたいのかを模索する中、理想の暮らしを手に入れるためのゆとりを創り出す整理収納と出会い、本当に好きなのは紅茶を愉しむ時間と空間だと気づく。私にとってTeatimeは小さなしあわせを感じ、人生の大切なことに気づかせてくれるゆとりの時間。今日も紅茶を片手にしあわせなひと時を過ごしている。