私のアンフォゲ飯 PR

某映画館限定。娘さんとたべるあの味。

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誰にでも忘れられない味がある。ふとした瞬間に思い出したり、その味と共に記憶がするするとよみがえったり。あなたのunforgettableな味から記憶を整理します。題して私のアンフォゲ飯。

今回アンフォゲ飯を語っていただいたのは、イラストレーターの春原弥生(すのはらやよい)さんです。書籍のイラストから大人バレエのコミックエッセイ『40歳、バレエはじめました』連載など、幅広く活躍されているやよいさんのアンフォゲ飯とは?

-- 長野県出身で、千葉県在住のやよいさん、忘れられない味はどんな味ですか?
すのはら 真っ先に思い浮かんだのは恵比寿ガーデンプレイス内にある恵比寿ガーデンシネマのポップコーンなんです。そこのポップコーンはいわゆるシネコンの塩やバター味のポップコーンではなくて、トリュフ塩がかかっているんです。はっきり言うと小っちゃくて(値段が)高いんです(笑)。

-- 何がきっかけで恵比寿ガーデンシネマでそのポップコーンに出会ったのですか?
すのはら 私は今、小学5年生の娘と一緒にクラシックバレエを習っているんです。パリ・オペラ座のバレエを映画館で観ることができるプログラムがあって、それを観るために恵比寿を訪れました。私はミュージカルや宝塚など舞台が大好きなのですが、娘はどんなに誘っても舞台には一緒に行ってくれません。でもバレエなら観たいといってくれるんです。
首都圏でパリ・オペラ座の作品を上映していたのが恵比寿ガーデンシネマでした。
生のバレエを劇場で観たとしたら、客席で何か食べながら観ることはできませんよね。でも映画館ならそれができる!
大好きなバレエを、大好きな娘と一緒に観ながら、美味しいものを食べたというその記憶は比較的最近の出来事ですが、忘れられない味になったなぁと実感しているんです。
私はエビスビールも一緒に飲みながらという贅沢な空間でした。

-- 恵比寿ガーデンシネマには何度か行かれたんですか?ご覧になった演目は?
すのはら 
2022年の12月に「白鳥の湖」を見て、翌年3月に「眠れる森の美女」を観ました。数年前の記憶のような気がしていましたが、割と最近でした。コロナ禍で舞台作品が中継されたり、こうして映画館で観ることが出来たのは、貴重な機会だったなと思います。
<「パリ・オペラ座バレエ シネマ フェスティバル」として8演目を上映/恵比寿ガーデンシネマ>

-- 最初の「白鳥の湖」の時から、その高級ポップコーンは召し上がったということですか?
すのはら はい。「映画館といったらポップコーン」というのは、子どもの中ではイコールのようで、迷うことなく「ポップコーンは買うよね」ということになりまして。恵比寿ガーデンシネマで売っているのは、中目黒に本店がある「ヒルバレー」のポップコーンなんです。フレーバーは3種類くらいあったと思います。
(リッシュトリュフ、ヒルバレーミックス、ショコラ&ビタークッキー/各700円<恵比寿ガーデンシネマ公式サイトより>
大事に少しずつ食べないとあっという間になくなっちゃうサイズです。

-- 味の印象、教えてください。トリュフ塩味なら、ビールがすすんでしまいそうですね。
すのはら 
そうなんです。奮発して、娘と私、ひとつずつ買おうかと頭をよぎりましたが、そこはぐっとこらえました。いつか、私専用で買いたいです(笑)。

-- 小学5年生でトリュフ塩味を知ってしまった娘さん。どんな感想でしたか?
すのはら 「
すごいおいしいー!!」と感動していて、恵比寿に行けばあれが食べられるとインプットされてしまったようです。恵比寿の映画館だけは誘いやすくなりました(笑)。
娘もとてもバレエが好きなので、シネマライブとして観るバレエは全く退屈しないみたいです。しかも映像はクローズアップして見せてくれるので私も観ていてうっとりします。
パリ・オペラ座のほかに、別の映画館で上映された英国ロイヤルオペラを観に行ったこともあります。

娘さんとのアンフォゲ飯な一コマ Ⓒ春原弥生

-- 私ごとですが、実はバレエを観たことがありません。そもそもやよいさんとバレエとの出会いを教えてください。小さい頃、習ってらっしゃったとか?
すのはら 私も初めて観に行った時は何もわからなかったです。バレエは小さい時に習いたかったけれど、習わせてもらえなかったんです。姉はピアノかバレエという選択肢があったらしいのですが、姉がピアノを選んだので、私も無条件にピアノを一緒に習うことになりました。ピアノは途中でやめたくて仕方なかったのですが、母がやめさせてくれませんでしたね。結局ピアノは6歳から中学1年生まで習っていました。

-- お母様はなぜピアノとバレエの2択だったのでしょう?
すのはら 
母がバレエを習っていたとか……。他界しているので確かめることが出来ないのですが、そういえば母はバレエの足のポジションがするする出来ていた記憶がうっすらあるんです。

-- 大人になって、バレエを習う夢を叶えたやよいさん、お気に入りのバレエダンサーはいらっしゃいますか?
すのはら 
すごく詳しいわけではないのですが、イギリスのロイヤルバレエ団のギャリー・エイヴィスさんという方で、バリバリ踊るというよりは脇を固めるバレエダンサーさん。存在感が好きです。あまりバレエを観ないまま、習い始めてしまったので、今、追いバレエ中です! 映画もバレエが題材のものなどにはやはり興味が湧きやすいですね。

-- イラストレーターとしてエンタメ関連の媒体にミュージカルのレポなどを描かれたりもされていますが、バレエ以外の舞台との出会いも知りたいです。
すのはら 
長野で暮らしている頃は、エンタメに触れる機会はほとんどありませんでした。ある時、たしか高校生の頃、テレビのドキュメンタリーかなにかで大竹しのぶさんが『奇跡の人』のサリヴァン先生を演じる舞台裏に密着した番組を見ました。学校を休んでもいいから観に行きたい! という衝動にかられました。もちろん学校は休ませてはもらえず、土日のチケットはもちろん完売、観られずに悔しい思いをしました。
上京したら、情報はたくさんあるし、公演のポスターはあちらこちらに貼ってあるし、観たいものは観に行けるし……と感動して、劇団四季の『オペラ座の怪人』や宝塚歌劇団の『ベルサイユのばら』など、その世界に魅了され、かなりの数の舞台を観るようになりました。当時は徹夜明けで当日券に並んで観るなんてこともしていましたね。寝不足でもあの煌びやかな世界に魅了されてパワーをもらっていました。特に衣裳がすばらしくて……。私は手芸も好きなので、舞台の衣裳にはいつもうっとりしてしまいます。

-- 今、好きを仕事に結びつけてイラストレーター、そしてコミックエッセイストとして活躍中のやよいさんですが、最初のイラストのお仕事はどんな媒体だったのでしょう?
すのはら 
『My Birthday』(マイバースデー)という占い雑誌をご存知ですか?2006年に休刊してしまいましたが、初めての仕事でした。自分で営業をかけて出版社に持ち込んだりもしていました。
今とは絵のタッチが違うので少し恥ずかしいですが、自分のお仕事はすべてファイリングしてあるので、すぐ出せますよ(笑)。

春原弥生さんが初めて手掛けた雑誌イラスト。人気の占い雑誌『My Birthday』

すのはら その後、世の中にコミックエッセイが出始めた頃から今のキャラクターが固まり、そこから続けてお仕事をいただけるようになりました。

-- お子さんの頃、実は習ってみたかったバレエを今、娘さんと一緒に習い、その娘さんとバレエ映画をおしゃれポップコーンを食べながら楽しむという素敵なエピソードをありがとうござました。バレエコミックエッセイをお仕事として描いてることを知ったら、お母様、驚かれたかもしれないですね。楽しいお話をありがとうございました。

春原弥生(Yayoi Sunohara)さん

長野県出身千葉県在住。
夫タカ氏と共に姉弟2人の子育て中。

『かわいく、わかりやすく、庶民的』をモットーに 雑誌や書籍、広告等で活躍中。 学習参考書やビジネス書等様々なジャンルでマンガを手掛けており 楽しくわかりやすい表現方法に定評がある。 似顔絵や独自の目線であたたかく伝えるイラストレポも好評。

趣味は舞台・ミュージカル・バレエ鑑賞、洋裁、何かを作ること。 娘と同時期に習い始めたクラシックバレエに夢中。著書に『宝塚語辞典』(誠文堂新光社)等、共著に『マンガでわかる!読解力を10日で上げる方法』(あさ出版)等。
春原弥生公式サイト 

『40歳、バレエはじめました』
WEB『バレエチャンネル』にて連載されたコミックエッセイ。
40歳になって、勇気を出して習い始めた憧れのバレエーーその日々で出あう悲喜こもごもを綴った全18幕。






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