日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
焦るとろくなことがないんだってば。駐輪場を出て、ペダルをこいだ数秒後に、私はバランスを崩して自転車ごとコケた。
この自転車でコケるのは二度目だ。
バランスが崩れたところから倒れるまではゆっくりだ。
いろんな条件が足りていれば、コケるのを回避出来たのだろう。
しかし、足りていなかった。
情けなく、あーあと倒れた。
理由は明白だった。
・急いでいて焦っていた。
・ロングコートのさばきが下手で足の開きが悪かった。
・最近ひざが痛い(なまっている)
・荷物が重めでバランスが悪かった。
理由の全てが、すべてに絡んでいる。
次にコケたことにより、傷んだ(痛んだ)箇所を確認してみよう。
・右ひじ……じんわり痛い
・左内腿……じんじん痛い、たぶんアザになるだろう
・右の靴の爪先……擦れてしまった。気に入ってる靴だから、これが一番痛い
・自転車……乗った直後はカラカラと情けない音がしたが、これは原因がわかったのでボディをグイっとしたら直った。
では改善すべき点を自戒をこめて書いてみよう。
・時間には余裕を持って出かけること
・体重減らすこと
・運動不足を解消すること、とくに筋力をアップすること
わかっちゃいるけど、なことばかり。でもツケは自分に回ってくるのだから切実かつ、早急にとりかかるべし、なのだ。
それでもなんでも、お気楽な性格の私は、これも箇条書きにしたくなる。
とはいえ、ラッキーだったこと。
・前回自転車で転んだときのように顔面を打たずにすんだ
・骨が折れたりせずにすんだ
・買ったばかりのコートが切れたり、汚れたりしなくてすんだ
・時間に間に合った
・クリッセイのネタができた
これが学ばないタイプの典型的な思考だ。
誰のためにもなりそうにないクリッセイ。
あ、でも整理収納の記事を書く時は、いつもこんな感じで組み立てて書いているかも。
やっぱり学ばないタイプみたい。