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闘病中だからこそおしゃれをあきらめない商品を届けたい_原まゆみさんインタビュー

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 気になるプロダクトやプロジェクトをエンタメ性や整理収納の考え方に寄り添いながら紹介し、読者の「キニナル」を刺激します。

ヘアロスに悩む人のために生まれたプロダクト「BAREN」で「前髪が取り外せるケア帽子-スカーフハット」の製造・販売を手がける株式会社MAYKの代表取締役 原まゆみさんにインタビュー。
BARENが生まれたきっかけや、現在展開中の購入応援クラウドファンディングMakuakeでの反響に思うことなどについてお話をうかがいました。

-- 前髪が取り外せるケア帽子-スカーフハットは、2023年3月から販売がスタートしたんですよね?
はい。BARENのサイト内で販売をスタートし、あっという間に半年が経過しました。現在は、8月から展開中の「応援購入サービスMakuake」で、スカーフハットと合わせて着用できる帽子や新デザインのスカーフハットを受注販売しています。おかげさまで多くの方からリピート注文や反響をいただいています。

-- ヘアロスの悩みに向き合って生まれた商品は、原さんご自身の闘病経験が始まりだとうかがいました。
子宮頸がんを罹患し、闘病中に治療による脱毛を経験したことが始まりでした。辛い治療を続ける中での脱毛は、仕方がないことだとわかりつつもやはり精神的にしんどいことでした。ウィッグやケア帽子を片っ端から試しましたが、痛い、蒸れる、高い、ダサいなど、落ち込む要素しかなかった。だから私は手持ちのスカーフを着用するようになったんです。
看護師さんたちがおしゃれだねと褒めてくれて、同時に同じ悩みを持たれている患者さんが多くいることを聞きました。ないなら作ろう!というのがスカーフハット誕生のきっかけです。

-- スカーフハットの特徴を教えてください。
帽子型のスカーフと取り外せる前髪ウィッグをセットで使用いただきます。面ファスナーのついた前髪ウィッグはスカーフに着け外し出来るようになっていて、カットして長さを調節するなどアレンジが可能です。スカーフのリボン部分はそのまま結んだり、シュシュで束ねて結ぶこともできます。とにかくかぶりやすさと快適さにこだわりました。

-- かなり試行錯誤を重ねられたそうですね。
着脱が簡単なこと、かぶっていて負担にならないこと、そして着用したときに違和感がないこと、お手入れ(洗濯)がしやすいなど、細かい点にも注意を払っています。何よりおしゃれであること、そこにこだわり、試作品をいくつも作って使い心地を試しています。

-- ブランド名の「BAREN」、憶えやすくてユニークです。
ウィッグだと周りに「バレん」というダジャレです。闘病中でも少しでも笑って過ごしてもらいたいという想いを込めています。実際、ウィッグをかぶっていること、ヘアロスしていることをバレたくないと思う方は少なくありません。医療用帽子でいかにも病気療養中です……という風に見えるのも私は嫌だなと感じたので。

子宮頸がんや乳がんは20代、30代で罹患する人も多い病気です。闘病しながら仕事をしたり、日常生活を続けるケースも少なくありません。バレずにおしゃれできること、少しでも笑えることは、前向きに生きる一助になると信じています。

-- スカーフハットを発売してからの反響はいかがですか?
「こういう商品を待っていました!」というお声を多くいただいています。やはりヘアロスに悩んでいる方は多いですね。がんだけでなく、さまざまな要因からヘアロスに悩む方がいることも知りましたし、年代もお子さんから、20~30代、シニアの方からのリクエストも踏まえて、頭が小さめの方用のサイズや、前髪ウィッグにはデザインやカラーバリエーションを増やしていくプランもあります。
入院前や入院中にBARENを知ってご購入くださる方からの声もダイレクトに届いています。「前向きに治療にのぞめます」「抗がん剤で脱毛後、スカーフハットのおかけで安心して外出できました」など感想をいただくと、作って良かったなと思う気持ちと同時に、もっともっと改良したり、ラインナップを充実させていきたいなという気持ちも湧いています。

-- 応援購入サービスMakuakeにもチャレンジされていますね。
はい。Makuakeでは、既存のスカーフハットと組み合わせて着用できる2種類の帽子を購入いただけるよう展開しています。ベレー帽とバケットハットなのですが、スカーフハットの上からかぶっても着脱やサイズ調整がしやすくなっているので、お出かけの時に便利です。デザインもかわいいですよ。
8月中旬にスタートしたのですが、おかげさまで開始10分で目標を達成することができました。10月29日の応援購入締切まで、より多くの方に「BAREN」のケア帽子を知っていただける機会に出来ればと思っています。

-- こういう言い方が正しいかわかりませんが、ヘアロスの悩みを持っていなくても着用したいと思えるおしゃれさですよね。モデルさんもとてもキュートで欲しくなります。
そうなんです。モデルさん、素敵ですよね~。私が見つけてスカウトしたんです(笑)。
「BAREN」の商品はもちろんどなたでもご活用いただけます。ぜひ、多くの方におしゃれのバリエーションに加えていただきたいです。ご家族やご友人へのギフトとしてもおすすめです。

-- ギフトといえば、商品パッケージが整理収納アドバイザー的にも気になりました。
こだわりました。ブック型のボックスなので、そのままスカーフハットの収納としてお使いいただけますし、小物入れ収納にもお使いいただけます。デザインもシンプルに仕上げていますので、インテリアとしても絵になります。BARENの商品が届いた時に、わくわくしながら箱を開いていただけるはず。
ギフトラッピングもご用意しています。

-- 読者の皆さんにメッセージをお願いいたします。
ヘアロスのお悩みは、当事者にならなければ意識することがないかもしれません。でもその悩みに直面している人は意外と皆さんの近くにいるかもしれません。
私自身も闘病中ですが、お悩みをお持ちの多くの方々の声を聞く度に、「BAREN」のプロダクトの必要性を感じています。同時に、ご購入者様からの嬉しい感想や、着用しているお写真などを拝見することで、力を頂いています。
おしゃれをあきらめない=暮らしを楽しむ、闘病生活を少しでも笑顔にしたい。「BAREN」のスカーフハットを、ヘアロスに悩む方以外にももっと広く知っていただくことを願い、歩みを続けていきますので、ぜひこの機会にサイトやSNSをご覧いただければと思います。

(写真提供・株式会社MAYK/文・栗原晶子)

 
原 まゆみ(Mayumi Hara)

株式会社MAYK 代表取締役
株式会社リクルートにてプロジェクトマネージメント、株式会社サイバーエージェクトにてウェブデザイン・アートディレクション業を行う。住宅関連企業に務めながら二級建築士・インテリアコーディネーター資格を取得。家具のD2Cサービスのスタートアップから携わり、 MD・商品企画・ブランディング・マネージメント等を行う。2021年、自身の闘病経験をきっかけに株式会社MAYKを立ち上げ、ヘアロスや髪のトラブルに悩む方の前向きな日々に寄り添う「BAREN」プロダクトをスタート。
BAREN公式サイト

応援購入サービスMakuakeにて
10月29日まで、クラウドファンディングを展開中


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