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編集後記2024.05

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
今月の「エンタラクティブライフ」を振り返ります。

わが家は毎月、柑橘を愛媛からとってるの。それについては何度もクリッセイでも書いていてさ、もうわが家にとっては柑橘ライフは日常なんだよね。
6月からはじめたから、今月は年間パックの最終月。
今月は甘夏が届いていてさ、月の後半は毎日のように甘夏ゼリーを作ってた。

柑橘を剥いている時は香りに癒されるし、無心で出来るし、さほど時間かからないし、失敗しないし、デザート代浮くし、なんかヘルシー感あるし、夫も喜ぶし。

なんでそんなことを書いているかというと、5月って何したかなぁ?
ダラダラしてたよなぁ。仕事あんまりしてないんじゃない? と諸々自己嫌悪になったりする中で、まあでも甘夏ゼリーはせっせとマメに作ったよね、と。

あともう一つ、今月も素敵な連載をたくさん掲載できた。
ということで順を追って振り返りましょ。

ドラマレビュー「ひつじのまなざし」が取り上げた作品は、山P主演の「ブルーモーメント」。山下智久さんは、いくつになっても山Pって呼ばれてるよね。「ひつまな」の中でもそう書かれてた。
え、「ひつじのまなざし」も「ひつまな」って略すの? 初めて言ってみたんだけどね。

ひつじのまなざし05
「ブルーモーメント」に観る整理収納ひつじPlanning、整理収納アドバイザーのみのわ香波さんが、テレビドラマに観る整理収納を毎回、分析・解説する!? ちょっとニッチなドラマレビュー。 今回は山下智久さん主演の「ブルーモーメント」を紹介。 整理収納アドバイザーで防災士の資格も持つみのわさんが、するどくツッコミます。...

ガーデンエッセイ「私のおうち・大切なお庭」は、とも子さん憧れのベニシア・スタンリー・スミスさんへの思いとともに、お庭のハーブの話。
実はこの連載をお願いするときに、ベニシアさんの事は頭の中にあったんだよね。
アドバイザーと呼ばれる人は、正しく教える、伝えるというシーンが多いと思うけど、エンタラクティブライフは双方向に受発信できるといいなぁと思っていて、ベニシアさんってそういう意味でもすごくフランクに暮らしを伝えていたよなぁと感じていたから。
それにしてもとも子さんのおうちもお庭も素敵だよね~。いつもうっとり。

憧れのベニシアさんとハーブが教えてくれること自分らしさ、暮らしやすさを提案するらしく・おうちと整理研究所 主宰の柳澤とも子が、夫婦で手塩にかけて作る庭と植物についてつづるガーデンフォトエッセイ。 第9回は、2023年にお亡くなりになったハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさんのこと、庭で育てるハーブのことなどを語ります。...

ブックレビュー「アトリエMの本棚」、31冊目に紹介してくれたのは、宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」。原稿を読んだ時にドキドキしちゃって、読みたいモードがグッと増した。久しぶりの友人に会いたいモードも刺激されて、長らく会えていない友人にメッセージも送ったりしたよ。
まあ、それは彼女が忙しいタイミングだったみたいなので先送りになったのだけど。
そして、このレビューを書いてくれている友人とは来月早々にランチの予定。
その時にこの本も借りる約束をしちゃった。

ルビンの壺が割れた / 宿野かほるアトリエM_こばやしいちこによるオリジナルブックレビュー。たくさん読んだ本の中から、読者におすすめの一冊をご紹介します。今回は宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」。 facebookやSNSユーザーにはドキリとする作品かも。...

ホッピー★うめのヒューマン酒場日記」は高知の酒場から。毎月、とても美味しそうなおつまみの写真が届いて、ホッピー★うめちゃんのセレクトが「スキー」って思えるものばかり。そういえば小さい頃からおつまみ、特に魚系を食べる様子を見て、「将来、呑ん兵衛になりそう」と言われてたことも思い出した。
心配されるほど呑ん兵衛にはならなかったけどね。呑んでほんのりと顔が赤くなる感じにはずっと憧れてたけど、その逆であることは書いておこうかな。
関東人にはあまりなじみのない鱧、写真を見るだけで食べたくなるよね。

花咲く鱧とあの日の話酒場と人間をこよなく愛するホッピー★うめが、日々綴っている膨大なヒューマン酒場日記の中から厳選した1ページを毎月お届け。第10回は高知の酒場で鱧と先輩とのハナシに花が咲いたお話。...

三階席から歌舞伎・愛」は、いつもの歌舞伎座の三階からではなく、歌舞伎町の一階席から。歌舞伎って、全国いろいろな劇場で公演があって、劇場の規模もいろいろ。海外で公演されてもきたしね。これからも歌舞伎座以外からのレビューも混ざってくると楽しそう。

歌舞伎町で観る!_歌舞伎町大歌舞伎歌舞伎をほぼ毎月楽しんでいる50代男性による、三階席からの歌舞伎レビュー。印象に残った場面や役者さんについて語ります。今月は歌舞伎町で上演中のその名も「歌舞伎町大歌舞伎」。中村屋のさすがの芸達者ぶりが楽しめる演目そろいでした。...

イノチカさんの紅茶エッセイ「Tea and・・・」。
今月は文中に素敵な詩が載っているの。フォントも色も少し変えてみているのでぜひ!
個人的にはイノチカさんのやさしい声でこの詩を読んで欲しいなぁと思ったり。

紅茶の神様のキッズプレートイノチカが紅茶と共に過ごす時間をご提案するオリジナルエッセイ。暮らしに紅茶を取り入れて、日常にもっともっとしあわせな時間を増やしていくことができたなら……。第21回は、紅茶の神様ジェームス・テーラーのお話。彼がどのような思いで紅茶に人生をかけてきたのかを振り返りながら、素敵な思い出の品についてもご紹介します。 ...

今月の「私のアンフォゲ飯」は宇宙ライターの林公代さんの思い出の味。
実は編集を担当している機関誌「整理収納」の中の「アドバイザー印のおみやげ」というページがあって、今月は福井の整理収納アドバイザー村田理美さんが福井県のおみやげを紹介してくれているんだけど、その中の一品で紹介されたのが若狭宇宙鯖缶。
この缶詰の存在は私も知ってたから、そうだ! と宇宙ライターの林さんにお声かけしたのです。アンフォゲ飯は何になるかはもちろんお任せだったのだけど、ずばり宇宙に行ったさば缶のエピソードのお話が聞けちゃった。そこから思い出の味にも触れてるよ~。

宇宙へ行ったあのさば缶の味誰にでも忘れられない味がある。ふとした瞬間に思い出したり、その味と共に記憶がするするとよみがえったり。unforgettableな味から記憶を整理する私のアンフォゲ飯。 今回は宇宙ライターの林公代さんにうかがったアンフォゲ飯。宇宙飛行士からの人気も高い宇宙食のさば缶を開発途中で味わったエピソードと幼き頃の味の記憶...

そして月末には、松杏さんの美しい書とエッセイ「気整楽の書」を更新。今回書かれていた言葉、「為せばなる 為さねばならぬ 何事も」を聞くと、私はある歌に直結するんだよね。
「がんばれ!!ロボコン」という子ども向けテレビドラマの曲として聞いていて、今、改めて調べたらエンディングの「♪おいらロボコン世界一」という曲だった。歌はあの水木一郎さん。俺はロボットロボ根性~と続くんだけど、相当子どものころに聞いていた曲なのに、記憶ってすごいなぁ。
このショトエッセイを送ってもらったタイミングで松杏さんとは好きな音楽のこともメッセージのやりとりをしたりしちゃったんだ。

Vol.15『為せばなる 為さねばならぬ 何事も』書家_松杏が「ケセラセラ」の気分で、今、心に響く言葉を書き下ろす、書と解説文。 連載第15回目の書は、松杏さんが最近挑戦し始めたことと、その決意の書。...

そんな風に、エンタラクティブライフの記事をきっかけに、誰かと会話を弾ませたりしてもらえたらとっても嬉しいな。

さあ、皆さん、読み忘れてる記事はない?
……とここまで読んでもう気づいていると思うけど、今月の編集後記はタメ口モードにしてみたけどどうだろう?
ちょっと最後にいつものに戻してみようかな。

皆さま、お読み忘れはございませんか?
6月も会話のきっかけにもきっとなる、さまざまな記事をお届けします。
記事の感想やライターへのメッセージもお待ちしております。