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好きなモノは好き! と言えるのは

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

♪「好きなモノは好き!」と言えるきもち抱きしめてたい
と歌った曲があったよな。
それを実感した日のこと。

本webマガジン エンタラクティブライフの連載「私のアンフォゲ飯」でいつもほっこりイラストを描いてくださっているMiho Nagaiさんの個展「永井美穂 個展 Happiness 2023」をたずねた。
会場となるcafe LOFAHの壁には、永井さんが描くニャンコたちが並んでいる。
目の大きさや光り方がいろいろで表情がくるくる変わる猫のどこかの表情を捉えているのだろう。
「私の目にはこう見えているの」と永井さんなら言うかもしれない。

cafeでは季節のパフェがコラボスイーツとして提供されていた。
この季節といえばやっぱりイチゴ。

 

パイの上に乗っているストロベリーアイスは、中に入っているフローズンクランベリーが酸っぱくてとてもいいバランス。
バランスといえばこのタワーを食べるときは、ちょっとジェンガをしているような気持ちがして楽しい。
グラスの中のイチゴシャーベットはちょっと懐かしい気分がする甘酸っぱさ。
パフや抹茶ゼリーもあって、スプーン一すくいずついろいろな味と食感が楽しめる。
思った以上にペロリとたいらげてしまった。

この季節のパフェも描かれた作品「春色いちごパフェ」もあった。
ニャンコがパフェをチラ見、いやガン見? している。

このほかにも、クリームソーダを二匹のニャンコが挟んでいる「しゅわしゅわ」も可愛くておいしそう。
これまで描かれてきたという、このカフェで提供されてきたパフェのイラストもずらりと飾られていた。

ここには永井さんの好きがあふれている。
好きを続けることの強さとやさしさがあると感じた。
強さとは、つまり好きをやめないこと。実はこれ、簡単そうで誰もが出来るわけではないと思う。
誰かのため、何かのためというわかりやすい理由があるほうが、案外たやすい。
「好き」を続けるには、お金だってかかるしね。
やさしさとは、つまりそれを隠さないこと。自分の中だけにとどめておくことも出来るけど、「ねえ見て!」と素直に行動できることは、やさしさが根底にあるはず。

永井さんが暮らす町のほとんどが、彼女の整理収納講座の受講生だそうだ。
あそこの店の人も、ここの家の人も、あそこのお母さんも、あのお兄さんも。
大袈裟ではなく、本当にそうなのだろう。
それも「好き」を続けてきた結果なのかもしれない。

お土産にはカフェで提供されているコーヒー豆を買って帰った。
ラベルは限定のMiho Nagaiラベル。
黒猫が手にしているコーヒーカップは、カフェで使われているARABIAのコーヒーカップという点もしっかりこだわっている。

実は永井さんはコーヒーが飲めない。
でもここにも「好き」は存在している。それは機会があれば直接聞いてみて欲しい。

永井美穂 個展 Happiness 2023
2023年3月6日〜18日(水・日 休)

cafeLOFAH in東京
@cafe.lofah
片づけ・イラストレーター 永井美穂(@mie.style522)