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湿気た煎餅が嫌いじゃない人

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

ぬれ煎餅、カントリー〇アム、ポンテケージョ、大根餅とかじゃがいも餅、ポンデリング、
そういうものが好きだ。
しっとり、もちっと、というかぷにっとした感じの食感が好みなのだ。

思い返せば、せんべいなどが湿気た状態が嫌いじゃなかった。
パリッとしてこその食べ物は、湿気た瞬間に価値がないとキッパリいう人もいる。
いや、パリッとも当然好きなのだが、もちっと、ぶにっともいいんだよなぁ。

性格もドライというよりウエットだ。
好きになったら長いし、人との縁も割と続けたいタイプ。

ここまで書くと「捨てられないタイプ」みたいな側に分類されそうだが、よくよく考えるとウェットの手前で選んでいるんだということが分析できる。
好きになったら長いと書いたが、逆に言うと惚れっぽいわけではない。
アンテナなのか、直感なのかははっきりしないけれど、好きになる時には確固たる理由がある。
なんとなくで選んだり、なんとなく好きになるみたいな、曖昧のまま選ぶことはほとんどない。

そう考えると、湿気たせんべいが好みなのは、そもそもせんべいの味が好きなんだってこと。面倒くさいことを考えずに、好きなものは好きとカラッと言えばいいものを……。

そんな私も生活スペースでの湿気はノー! を強く言っている。
理由は1級整理収納アドバイザー専売商品である「サラウェイ®シリカシート」に携わる「シリカプロジェクト」のメンバーとしてシリカの効果と魅力に気づいちゃったから。
私はお気に入りの帽子の除湿と消臭をしてくれる強い味方としてこれを使っている。
ザブザブは洗えないおしゃれ帽子、この夏もお世話になったけれど、臭いや黄ばみも気にならない。

ウエット&ドライは適材適所で愛するに限る。
アレ? ところでどうしてしっとり、もちっと、なんなら湿気た食べ物が好きだという話になったのだっけ?
思い出せないことはカラリと忘れることにしようか。

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