日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッ
セイ、つまりクリッセイ。
大きな声が苦手だ。
もっと具体的に言うと、場をわきまえず大きな声を出す人が苦手だ。
理由はいろいろあるだろう。
たとえば、耳が遠ければおのずと声のボリュームが大きくなることもある。
でも、無自覚に時に策略として大きな声を出す人がいる。
たとえばクレーマー。店で何かクレームをつける際に、とにかく大きな声を出すタイプの人、それは威嚇のつもりなのだろう。
言いながら興奮していって、さらに声が大きくなったりする人もいる。
飲食店などでおしゃべりに花が咲いて、気づけば結構なボリュームで話しているパターンもある。
そもそも滑舌が良かったり、腹から声が出るタイプの人は、
悪気なくお店に響き渡る声で話す。
実はこれも結構苦手だ。
店員さんの視線やその他のお客様の目も気になる。
自分が大きな声になっている場合もありそうだ。
マスク生活を強いられて、人と会話をする機会が減った人も多いし、
そもそもマスク越しに話さなくてはならない状況も多いため、
単純に声のボリューム調整があまりうまくいかないというパターンもある。
なぜ苦手なのか考えてみた。
わかりやすく「騒音」であるわけだが、それは幼少期に「大きな声など出しても思い通りになりはしない」ということを無意識のうちに知っていたからかもしれない。
駄々をこねる子どもを冷ややかな目で見ていた。
そういえば親が外出先で何かクレームをつける場面に遭遇したことはなかった。
外食に行ったり、家族でショッピングやレジャーを楽しむことが少なかったから、そもそもクレームも何もないものか。
出先や近所で大きな声を出す大人に遭遇するとそれが連鎖するようで心が少しチクチクする。
大きな声を出さないで!
もちろん舞台上の話ではない。