日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
今月の「エンタラクティブライフ」を振り返ります。
なんだったんだろう10月……。と先月書いたんだけど、
なんだったんだろう11月……。結局そうなった。
ありがたいことに2カ月つづけてパンフレット編集を担当した舞台作品が上演された。
ようやくいろいろなものが手を離れたので、ようやくいろいろな生ものに会いにいくことが出来た。
なのにそれをあまり記せていない。あえて書かないものも多いのだけれど、それにしたってもう少し興奮気味に書いて残しておきたいはずなのに。
これって何? ライター力の低下? 甘え? 年末が近づいているから? 年齢のせい?
そのどれでもないし、それらすべてでもあるような気がしてコワイ。
それでもなんでも、すばらしきライターズの皆さんからの記事が今月も素敵だったので、一人でも多くの方に読んでいただきたいな。
そんなわけで11月の「エンタラクティブライフ」を遡りながら振り返ります。
「私のアンフォゲ飯」。今月は、ギフトショップオーナーで占い師のかわほり兎々(とと)さんに食のお話、伺いました。実はかわほりさんは、今年、ある別の媒体で取材させていただいたのがご縁でした。わかりやすく言えば、住まいが近いというのが共通点。
で、この企画を面白がっていただけそうだなぁと思い、オファーしたのです。
取材の時、お肉好き……と言ってたのをよく覚えていたので、きっと食べ物のお話、なにかしらしていただけるのではないかなと思っていたのです。
テーマが団らん、でした。年末年始、家族で集まる方も多いのではないでしょうか。さまざまな形や距離感があっていいし、絶対なんてないんだよなぁ、なんてことも思わせていただけるインタビューになりました。
隔月更新の紅茶エッセイは、オーストラリアからの紅茶レポ第2弾。
たとえばイチジク好きの私は、全国どこへいってもイチジクの文字を見つけると、買う買わないは考えますが、ひとまずパッケージを手にとりがちです。
そんな感じで、イノチカさんも紅茶とあらば国内外問わず興味津々なのだろうなと思うのです。旅の楽しみ方が増える気がしますよね。
久々更新、「三階席から歌舞伎・愛」では、歌舞伎座で上演された「三谷かぶき」をレビュー。実は私も今作、観ました! しかもしかも、シス・カンパニー公演の「ショー・マスト・ゴー・オン」も観ていたので、楽しくて楽しくて。
ただ一つ引っ掛かっているのが、終演後、前の席の方が「ずっとしゃべっていてうるさいのマジ勘弁」みたいなことをつぶやいていたこと。
「え、私?」とびっくり。リアクションが大きかったのは自覚あるけど、極端に失礼な観劇マナーだったつもりはなくて、ずっとしゃべってなんかいるわけないです、もちろん。その方に振り向かれたとかもなかったので、真実はわからないのですが……。私自身は最高に楽しめていただけに、今も引っ掛かっているのです。
気をつけなくてはいけないな、と思いつつ、なんか楽しかったのにぃ……みたいな。
「キニナル」では、整理収納アドバイザー福永恵さんがサイドBで手掛けている編み物が気になってインタビューしました。編み物は早めに「ムリー!!」となった私。めぐさんのお話を聞いていてわかりました。彼女は納得いかなかったらほどいてやり直す…私は途中で「あっ」となって、たぶん最初のうちはやり直すんだけど、最後の最後で雑になってしまったりするのを「まいっか、というかもうムリー!!」ってなるところがあるから。
だからこれからも「キニナル」素敵を深掘りする人でいようと思います(笑)。
ドラマレビュー「ひつじのまなざし」は、この秋~冬ドラマでたぶんもっとも話題になった!? ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」。勝男を演じる竹内涼真さんのハマリ役っぷりがかなりだし、夏帆さんが演じる鮎美みたいな思考の持ち主(変わっていく前のね)って結構いるよなーと思いながら楽しく観ています。
みのわさんが今月はどのドラマをセレクトするのだろう? というのが私の毎月のお楽しみです。
ガーデンエッセイ「私のおうち・大切なお庭」では、とも子さんから届く素敵な写真にいつも癒されています。そして今月もタイトルをご相談&希望をだしながら進めました。なんだろう? こんなことかな? そんな風に興味を持ってクリックしていただけたら嬉しいなぁ。でもこれって私の思考にすぎなくて、もっと内容がひと目でわかるものが読みたくなる秘訣でしょうか? ご意見あればぜひ教えてください。
ただ、ノウハウではなくエッセイなので……(と、教えてくださいといいつつ主張してしまった汗)
「落ち葉のじゅうたん」あのザクザクッと踏む音が好きです。
ブックレビュー「アトリエMの本棚」、今月は有川浩さんの「クジラの彼」。有川さんといえば、自分が編集していたフリーマガジンのブックレビューで紹介された「図書館戦争」を借りて、熱心にシリーズを読んだ記憶がよみがえります。だいぶ大人になってからなのに楽しく熱心に、昔、コバルト文庫(←知ってる?)を熱心に読んだ頃のことを思い出したりしながら読んだなぁと。
そして、今回のブックレビューでは、古い友人であるこばやしいちこさんの、キャー!キュン!! なエピソードがついていて、原稿を読んだあと、すぐに彼女にメッセージを送りました。
皆さま、お読み忘れはございませんか?
来月は2025年最後の月ですね。何本くらい記事をお届けできるかな? 2026年のことも考えながらエンタラクティブライフ、お伝えしていきます。

