日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
わが家では、今、シャーベット祭りを大開催中。
きっかけは、毎月とどく柑橘の今月の食べ方例に、シャーベットのレシピが載っていたこと。
柑橘をむいて、冷凍庫で凍らせ、はちみつと少しのお水を加えてブレンダーでウィーンと混ぜるだけ。
レシピには、フードプロセッサーでと書いてあったけど、わが家はハンディブレンダーでウィーンである。
出来上がった河内晩柑のシャーベットをはじめて食べた時、
たぶんのけぞった。
もちろん美味しすぎて。
柑橘たっぷりゼリーも引き続きよく作っているが、このシャーベットはのけぞる。
果物は凍らせると味が薄まる。フレッシュフルーツでかき氷にトライしていたのをテレビで見て、そんな悩みをかき氷屋さんが口にしていた。
だからフレッシュフルーツを使った濃縮シロップをたっぷりかけるのだと。
自家製シャーベットもたしかにはじめは、「そりゃあ生で食べるよりは薄まるよね、味が」と思ったが、少し溶けた部分を食べると、濃縮されていて、のけぞるうまさなのである。
しかも、非常に簡単。
「代官山なら600円とるね」
これはわが家恒例の、ゲスな表現。
でもこれがやけに納得&満足度を高めてくれるのも事実。
600円じゃ食べられないよって!?
それは知らない。だって代官山でフレッシュフルーツのシャーベットなんて食べたことないもん。
そもそも代官山、行ってない。
思えば昔からおしゃれ街コンプレックスはあった。今もある。
コンプレックスには憧れ成分も入って出来ていることもわかっている。
代官山600円シャーベットがすっかり気に入って、
先日購入したプラムもやってみた。
くぅー、すっぱくて美味しいーと、これまたのけぞった。
猛暑が続いているこの夏は、フレッシュフルーツシャーベット祭りがもう少し続きそうだ。