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噂のくろねこジルさんに会ってきたよ

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

電卓を使って計算したくなるほど、出会ってから年数が経過している友人、そして仕事仲間でもあり、本webマガジンの連載「くろねこジルシ」のイラスト&エッセイでもお馴染みのイラストレーターYukiさん宅を訪問。

玄関アプローチに足を踏み入れると、噂のジルさんがリビングの窓からこちらをみている。「誰?ねえ、誰?」ってな感じで。

お邪魔しまーすと玄関を入ると、細くしなやかで美しい黒の毛並みをたたえたジルさんがお出迎え。
「ジルさん!」と声をかけると
「ミャ~~ッ」と細く高い声で鳴くではないか。

動物やお子さんには比較的警戒されないタイプの私だが、
猫派というわけではないので、シャーッと警戒されてもおかしくない。
でも、そこはそれ、ご主人様と数えられないくらい長い付き合いの人間だということを嗅ぎ取ってくれたのやも。
ちなみに、ジルさんに会うのは今回が初めてというわけではない。

洗面所で手を洗わせてもらう時も
「ミャ~~ッ」と可憐なお声。
Yukiさん曰く、普段はこんな声で鳴かないそうで、よそゆきというか、愛想を振りまいているようだとのこと。
「フフ、愛いやつめ」

それにしても、なぜ、動物を前にすると、ちょっとこういう殿様口調というか、武士っぽい!? 言葉遣いをしたくなってしまうのだろう。

その後は、私がイメージする、たぶん全世界がイメージする、猫らしく
「私は私でやりますので、そちらはそちらでどうぞ」な感じでマイペースな様子をみせてくれた。

そして、やはり私がイメージする、おそらく全世界がイメージする通り、
カメラを向けると、察知してこちらを向いてくれない問題。

「そうか、そうか、くるしゅうない、くるしゅうない」
早々にカメラ目線はあきらめて、顔のみ後ろ向きや、
上から失礼~、みたいな写真で
撮れ高ばっちりということにして、今日の日はさようなら。 「帰るの? あ、帰るのね!」みたいな表情で見送ってくれたのだった。
うーん、やっぱり「愛いやつめ」だな。

イラストレーターYukiさんによる好評連載企画「くろねこジルシ」は、月イチ更新中。
次回の更新もお楽しみに。
くろねこジルシタイトル其の壱

くろねこジルシタイトル其の弐くろねこジルシタイトル其の参 くろねこジルシタイトル其の四