日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
今月の「エンタラクティブライフ」を振り返ります。
2025年1月は静かにスタートしました。
心機一転というよりは、2024年をいい意味で引きずりながら動き始めたという感じでしょうか。
12月の終わりに観た映画(これは昨年のうちに記事を公開していましたが)、年明けもじわりじわりと公開している劇場があるので、機会がある方はぜひご覧になってください。
このシネマレビューの中で、年末にあった近所での火事について触れています。
ここでは少しその後の話を。
ある日、焼け焦げた跡も生々しいままの木造アパートで片づけをしている男性がいました。
本など焼け残ったものを分別している感じでした。
駐輪場に行く際にすぐ横を通るので、ついその方に話しかけてしまいました。
「大変でしたね……」と。
その方はアパートのオーナーさんで、「ご迷惑をおかけしてすみません」とおっしゃった後、気さくにお話ししてくださいました。
・やはり入居者は高齢独居の方が多かったこと
・住人の方々は市営住宅に仮住まいしているが、高齢ゆえに荷物の引き取りなどが進まないこと
・年末にかかってしまったので解体業者などの手配が後手にまわってしまっていること
などなど。
私には何も出来ないながらも、オーナーさんに「お疲れが出ませんように」とお声かけだけして失礼したのでした。
気になっていたので、私は少し様子がわかってほっとした気がしたのです。そして、やはりこれ以来、外出前の火の元チェックは少し神経質なくらいになっています。
2月からはアパートの解体が始まることも投函されたチラシで知りました。
前年を引きずるといえば、今月は、11月に広島・宮島を旅した記録を全6回で「クリッセイ」にて書きました。あとで記事としてまとめられるように、スマホのメモ帳にキーワードを書き残したりするのですが、それを見返すと、記事化してないネタがありました。
「宮島一流モデルがいた」と書いてあります。外国人観光客の近くにいた鹿がモデルばりにカメラ目線だったとか、たしかそんなことだったと思います。
まあまあまあ、ネタはあくまでもネタですので。
ブックレビュー「アトリエMの本棚」には、今月も新たに一冊が加わりました。今月は「かもめ食堂」でお馴染みの群れようこさんの「れんげ荘」。偶然ですが古いアパートが舞台の物語でした。
住まいの話で言えば、今月は久しぶりにスウェーデンに暮らすゆきこさんと、季節ごとにおしゃべりするオンラインFIKAタイム「ふんわりkasta boll~てんとにち」を更新しました。
スウェーデンのクリスマスの過ごし方を素敵な写真とともにお届けしています。日本もそうですが、スウェーデンでもイベントの楽しみ方に時代の変化が見られるそうですよ。
住まいといえば、ガーデンエッセイ「私のおうち・大切なお庭」も季節にまつわるお話です。冬の花壇づくりから暮らしや整理収納との共通点を結んでくれています。
「千姿万態!くろねこジルシ」は、イラストレーター ムタグチユキさんの愛猫の愛らしい行動を観察。きっと猫好きさん、猫飼いさんなら「あるあるある!」と納得のネタに違いありません。
ドラマレビュー「ひつじのまなざし」は、1月からスタートした冬ドラマの中からバカリズム脚本の「ホットスポット」をレビュー。大ヒットした「ブラッシュアップライフ」の枠なので期待値も高いですね。レビューを読むと次の週が楽しみになりますよ。
イノチカさんの紅茶エッセイ「Tea and・・・」は、素敵なティーサロンとポットのお話。私はコーヒーか紅茶かを選ぶ時、前者の方が多いのですが、この間なんとなく紅茶を頼んだら、美味しい淹れ方を知ってしまったからか、うーん、だいぶがっかりでした。
次に頼むならイノチカさんがおすすめのティーサロンにしよう! と思わずにはいられません。
「ホッピー★うめのヒューマン酒場日記」は、縁起のいい場所からの観光ガイドみたいな美味しい酒場日記が届きました。五十鈴川の清々しい写真も素敵です。
「三階席から歌舞伎・愛」。新春は、なんと3本の歌舞伎レビューが届きました。
「新春浅草歌舞伎」は私も観ましたが、1月は華やかな縁起ものや人気の作品を上演してくれるので、ビギナーさんにもおすすめ。あとはやっぱりこの人で観てみたい!がきっかけでも楽しいですよね。
年初めといえば、仕事始めのタイミングで「気分でわけるくん」をしてみた。
ゆるやかな現状から二度わけて、これは何を意味している? とアトヅケしてみる自己分析がやっぱり面白い。
月末ギリギリとなりました「私のアンフォゲ飯」の更新は、コーナー初めてのご夫婦インタビュー。アンフォゲ飯は過去や現在を見つめるお話がうかがえるのでとても興味深いです。夫婦2人で作ったペペロンチーノの味、食べる時間がどれだけいい時間だったのか、想像しながらお読みください。
皆さま、お読み忘れはございませんか?
2025年もさまざまな記事を更新していきます。どうぞよろしくお願いいたします。