日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
今月の「エンタラクティブライフ」を振り返ります。
2023年もあと数時間。今年もエンタメと整理収納をブレンドして発信するwebマガジン「エンタラクティブライフ」をお読みいただきありがとうございました。
月末は編集後記をお届けしていますが、12月はあわせて一年を振り返りながら各カテゴリーをご紹介します。ちなみにこの編集後記、今年の4月からスタートしました。
何から紹介するか迷うので、手元であみだくじを作って引いた順でお届けします。
こういうところがバカ正直というか?、エンタメ好きというか!? 自己満力だと自覚しております。
9月からスタートしたのが連載「私のおうち・大切なお庭」。
担当してくださっているのは整理収納アドバイザー2級認定講師兼インテリアコーディネーターの柳澤とも子さん。
連載スタート時は初めての著書も出版された記念すべきタイミングでした。
素敵なお庭づくりのあれこれをたくさんの写真とともに掲載しています。私の~というタイトルですが、庭づくりはご夫婦で尽力されることがほとんどだそうで、文中には必ずといっていいほどご主人も登場します。だから「私の」には「私たちの」という意味が込められています。
ちなみに今月はイルミネーションのお話です。
フォトグラファー伊藤華織さんの「旅の空から」は旅先での奇想天外エピソードとたくさんの写真でつづるフォトエッセイ。セドナや屋久島のエピソードは前後編、全3回などまさに連載でお届けしています。理由あってただいま休載中。
また愉快なエピソードが届きましたらご紹介します。
ドラマレビュー「ひつじのまなざし」は、ひつじPlanning主催 整理収納アドバイザーのみのわ香波さんによる人気連載ドラマレビューです。
整理収納アドバイザー的目線でドラマを観ると、こんなところが気になるし、あんなところが深イイ~~になる。ハッとさせられることも多いんです。
今月は、私も大好きだった小池栄子さん主演ドラマ「コタツがない家」に観る整理収納。
その「ひつじのまなざし」にも感化され、時折、整理収納目線を加えて公開中の映画をレビューする「シネマミタイナ」。
今年は、パンフレットに携わらせていただいた外山文治監督・脚本作品『茶飲友達』を大きく取り上げました。作品に携わったクリエイターへのインタビューや、監督をゲストに呼んでのオンライン感想シェアレポートなど、ロングランだったこともあり、一つの作品をいろいろな角度で深掘りしました。
2024年はもう少し映画館に足を運ぶ機会を増やしたいな。
今年始まった連載のうちのもう一つが8月スタートの「ホッピー★うめのヒューマン酒場日記」。うめちゃんが全国の酒場から毎月酒と肴と酒場の話をお裾分けしてくれています。
うめちゃんの引き寄せる力をガンガン感じて、読み終わるとちょっとご利益がありそうな気がしちゃいます。千ベロに出かけたくなる時間に記事を公開しているのは、ちょっとしたこだわりです。
今月は青森の酒場から届けてくれました。
「とりなし隊長のメモパッド」は不定期更新。こちらも今年からスタートした連載です。
「クリッセイ」とはあえて別にしたのは、言い方ひとつで、考え方ひとつで物事は結構うまくいくことを気楽にご提案したいなと思ったから。とりなし隊長は私だったり、エピソードによって変わります。思考と感情の整理プラス声掛け提案、みたいなことがテーマでしょうか。
「千姿万態!くろねこジルシ」は、イラストレーターYukiさんの愛猫、ジルさんが主役。
私の周りには愛猫家の方が多く、いや、私の周りというか、日本中に多いんですよね。
くろねこのジルさんの気まぐれな行動や、えー、そうなのぉ~という習性を毎月イラストとともに楽しみにしています。
うちの猫の習性聞いて~!という方がいたらご一報ください。
「フィーチャー」は、一緒に観劇して感想をシェアするコーナー。今年は14本の作品を観劇シェアしました。
コロナ禍で一人で劇場に行き、私語厳禁、終わったらどこにも寄らずに帰宅せよ! という期間があったことを思い出すと、一緒に観て、幕間に語って、終わってから食事やお茶をしながら語って……ということの尊さを実感します。
なるべく生っぽい感じにまとめるのもこだわり。
まだご一緒したことがない方も、2024年はぜひ一緒に劇場へ出かけましょう!!
ご参加表明お待ちしております。
「キニナル」は文字通り、気になるプロダクトやプロジェクトをエンタメ性や整理収納の考え方に寄り添いながら紹介し、読者の「キニナル」を刺激するという趣旨の不定期コーナーです。プロダクトに関する意図や思いを、クリエイターへのインタビューを通じてご紹介したり、私自身が体験・体感したことを取材したりと、ジャンルレスで紹介しています。
稽古場レポートとか、作品づくりの裏側的なこと、イベント体験レポなど、2024年も幅広く首を突っ込んでいきたいです。アンテナをしっかり立てて情報を収集していきますので、
耳より情報ありましたらぜひご提案ください。
ブックレビュー「アトリエMの本棚」は毎月10日前後に更新。
これまで取り上げた作品を今年からブクログの機能をリンクして一覧できるようにしてみました。
こばやしいちこさんのみずみずしい体験談とともに、メインビジュアルとして紹介しているアトリエMのアクセサリーもぜひチェックしてくださいね。
長らくAmebaで書いてきた観劇レビュー「拝啓、ステージの神様」が「エンタラクティブライフ」にお引越ししてきたのも今年のこと。
観た作品をすぐに書き起こすときと、少し寝かせてしまうときがある(たまに書けないこともある)のですが、一言でも二言でもいいから記しておけばよかったーと思うことがこれまでもあったので、2024年もステージの神様に手紙を書くみたいな気分で、舞台の魅力をお伝えしていきます。
これでもか……というほどの小市民な出来事を綴っている「クリッセイ」は栗原のエッセイでクリッセイです。
日々を生きていても、そんなにドラマチックなことは起こりません(私には)
でもほんの些細なことでもネタになるし、自分でなるほどと思うこともあるもの。
書いた時は少しデトックスするような気分にもなれるので、ココロはいたって健全です。
このコーナーを使って、なにか面白いこともしてみたいなぁと、たった今、ふわりと思いついたりしました。(実行するかは未定)
エンタメ話をしていると「歌舞伎に興味がある」「一度は観てみたい」という方が結構いらっしゃいます。
「三階席から歌舞伎・愛」は50代男性・片岡巳左衛門による歌舞伎レビュー。
本業はライターではなくサラリーマンですし、プロフィールには歌舞伎初心者と初めは書いていましたが、定期的に観ていることもあり、初心者の表記を今年外しています。
詳しくなろうとしなくても、好きだと思うことで、もっと深堀りしたくなったり、逆にもっとシンプルに楽しめるようになるようです。
私も2024年も歌舞伎の魅力に触れる機会を増やしたいです。
整理収納アドバイザーになってから出会った「わけるとわかるわけるくん」。わけるくんインストラクターとして講座を担当したり、研究会に所属したりしていますが、このwebマガジンの中では「気分でわけるくん」として、ほぼ毎月、自分でわけています。
これが環境やマインドとリンクしていて、おもしろく、また心やタスクの整理にもつながります。せっかくならもう少しこの経験も形にしていきたい。
2024年はわけるくんにもっと外の空気を吸わせたい(つまりいろいろな方に体験してもらいたい)と思っています。
整理収納アドバイザーにはタレントが多く、サイドBがある方がたくさんいるんです。
イノチカさんもその一人。紅茶コーディネーターの資格を持ち、紅茶の魅力をさまざまな切り口で紹介してくれている連載が「Tea and・・・」です。
この連載が始まってから、確実に紅茶の摂取量が増えたことを聞かれていないけれどここに報告いたします。
今月は英国式の飲み方をレクチャーしてくれていますよ。
奇数月に更新されるのがショトエッセイ「気整楽(ケセラ)の書」。
そういえば、2023年の輝く!日本レコード大賞 日本レコード大賞はMrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」でしたね!!
松杏さんの書とその言葉を取り上げた背景がわかるエッセイは、いつもちょっと気持ちがやわらかくなって、だけどすっと背すじが伸びます。2024年1月の書もお楽しみに!
読んでいるよ! とよく声をかけていただくことが多い「理由あって週イチ義母宅」は、義母のライフステージが変わった6月からは週イチ更新ではなくなりました。
振り返ってみると、義母宅からの帰りの電車の約1時間で下書きをして、オチのようなものをつけて仕上げると、エピソードとして昇華され、自分の言動にもなんとなく読点が打てる感じになっていました。私にとっては、「溜めない暮らし」を体現している行為だったなと。
更新頻度は減りますが、過去のエピソードを掘り出して書いたり、新着エピソードもまた不定期ではありますがお届けする予定です。
もっときっとハードな介護や嫁姑問題に直面している方は大勢いると思いますが、このコーナーがちょっと参考になることがあれば……そんな風に思っています。
そして2023年12月現在、14本の記事をアップしています「私のアンフォゲ飯」は、誰にでも忘れられない味がある。ふとした瞬間に思い出したり、その味と共に記憶がするするとよみがえったり。あなたのunforgettableな味から記憶を整理します。題して私のアンフォゲ飯。というリード文から始まるインタビューシリーズ。
これまでさまざまなジャンルの方にご登場いただいています。
懐かしの味、現在進行形の好物、もう今では食べられないあの料理など、食にまつわるエピソードをうかがっています。
食いしん坊な私らしい企画なのですが、取材して原稿にしたものを確認のためにお読みいただくと「自分が話したことなのに面白かった」と感想を寄せてくださる方が多いのです。
これは発見だし、喜びでした。そして、この企画はずっとずっと続けたいなと今はしみじみ思っています。毎回、原稿を読んで、イラストを書き起こしてくださっているのは、整理収納アドバイザーでイラストレーターのMiho Nagaiさん。観劇もよくご一緒しています。
この人のアンフォゲ飯知りたい! 聞いてみたい! がありましたら自薦他薦もお待ちしています。
「エンタラクティブライフ」を飛び出してもいいかも! なんて思ったり。
年の瀬に随分長くなってしまいましたが、皆さま、お読み忘れはございませんか?
2023年、お読みいただきました皆様、そして執筆にご協力いただいた皆様、ライターの皆さま、本当にありがとうございました。
2024年の「エンタラクティブライフ」もどうぞお楽しみに!!
記事の感想やライターへのメッセージもお待ちしております。