日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
今月の「エンタラクティブライフ」を振り返ります。
3月は久しぶりにバタバタとした月でした。のんびりに慣れ過ぎて、バタバタを自分で引き起こしたとも言えそうです。でも「エンタラクティブライフ」は、心強いライターの皆さまのお陰様で、今月も読みごたえたっぷりの記事が揃いました。
世の中に数多あるコンテンツの中から、誰かの目に触れていただけるのは、当たり前のことじゃないぞといつも思っています。
読み逃していたらもったいないですよーと思う、連載をご紹介しますね。
関東でも桜の開花宣言が出て、ここからの1週間で満開、そしてあっという間にその時期が過ぎてしまうのではないかと思いますが、ガーデンエッセイ「私のおうち・大切なお庭」では、とも子さんのおうちのたいそう見事なミモザの樹について、たくさんの写真とともに紹介いただいています。
ちなみに、わが家は今年、花をつけませんでした。剪定の時季や方法を間違ったのでしょう(泣)。今、動画などを見漁り、剪定方法を頭に入れつつ、来年の開花に向けて準備しています。
見事といえば、こちらの連載のお刺身をはじめとするおつまみの美味しそうなこと「ホッピー★うめのヒューマン酒場日記」で今月ご紹介しているお店は、金沢で予約必須の人気店ということで、店名はシークレット。
絶対行きたい! と思ったあなたは、どうにかして調べてみてください。ホッピー★うめちゃん曰く、そんなに調べにくくはないらしい、です。
美味しいものつながりでいえば、ブックレビュー「アトリエMの本棚」で今月ご紹介したのは、伊吹有喜さんの「四十九日のレシピ」。
私はNHKでドラマ化された和久井映見さんが主演されたものをみました。映画化もされ、そちらは永作博美さんが主演でしたね。どちらも好きな女優さんです。
ドラマといえば今月のドラマレビュー「ひつじのまなざし」は、「不適切にもほどがある!」をピックアップ。
目のつけどころが整理収納アドバイザー過ぎるなぁと、原稿を読んでまず思いました。私はどちらかというと、いや、完全に毎話入ってくるミュージカルシーンが気になっていました。懐かしい80年代の曲のオマージュ的なものが多く、元ネタはコレだ! とニヤつくばかり。
ちなみに小川市郎こと阿部サダヲさんが昭和で着ていたadidasのブルーのトレーナーは、学童保育で一緒だったハシモト君が着ていたやつだ! とドラマを見ながら記憶がブイーンと甦ってきてしまった自分に少し驚きました。ハシモト君のお姉さんが、小学生の頃の私の憧れ!? でした。(知らんし……)なこと書いてすみません。
「ひつじのまなざし」ライターのみのわ香波さんとは、今月1本、舞台を観劇しました。
観た後の感想シェアは「フィーチャー」をどうぞ。
一緒に観た舞台は、ケラリーノサンドロヴィッチさん作・演出の『骨と軽蔑』でした。
みのわさんと私、共通で憧れの女優、小池栄子さんもご出演されています。
憧れといえば、「私のアンフォゲ飯」にご登場いただいたイラストレーターの春原弥生さんの忘れられない味でご紹介いただいた某映画館は、学生時代の憧れでした。
単館系の映画を上映している映画館で、とっても印象に残っているのは「リアリティバイツ」。イーサン・ホークとウィノナ・ライダー。もう、この映画を観ていれば文化的おしゃれがわかっている人になれた気がしていましたよ。
記憶をたどりながらインタビューしつつ、自分の記憶もよみがえってくるという、なんとも好きな企画なのです。
そういえば、久しぶりにサラリと書いた「とりなし隊長のメモパッド」には結構反響をいただきました。言い方ひとつで、考え方ひとつで物事は結構うまくいく……と思っているので、そういう言い方もあるか、そういう手もあったか、いや、私はそれは無理……など、さまざまな感想をいただくと、このコーナーがちょっとお役に立てているような、そこまででもないような、と思えて楽しいです。
自分の暮らしにも当てはめて、そうだよなぁと共感せずにはいられなかったのは、隔月連載のショトエッセイ「気整楽の書」を読んだとき。
今回は原稿が先に届き、翌朝、清々しい書が届きました。新しい言葉を知ることができる機会にもなります。
紅茶コーディネーターによるオリジナルエッセイ「Tea and・・・」。
イノチカさんがある方からおすすめされたお茶をポチッとして試したことで、それをおすすめして書いてくれた原稿を読んで私もポチッとして、そして誰かが気になってポチッとしてくれるかもしれません。なーんか、これが正しく経済を回すということなのでは?(ナーンテ)
シナモンティー、数日に1度、楽しんでいます。
イラストレータームタグチユキさんによるイラストエッセイ「千姿万態!くろねこジルシ」。今月はジルさんの生ニャアニャアが聴けますよ。
〇〇といえば……と、繋いでいくのは、ちょっと頭の体操になりますね。
文章を書く時に、話を展開させていく方法としても使えます。
事実を日記のようにズラズラと並べて書くのは自分だけのため。
誰かに読んでもらうのであれば、展開があるといいですね。
今月の「エンタラクティブライフ」の連載記事には、その展開があるものばかりです!!
スバラシイ。
さあ、皆さま、お読み忘れはございませんか?
4月は、はじめましてのコーナーが登場する予定です。お楽しみに。
記事の感想やライターへのメッセージもお待ちしております。