日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。
今月の「エンタラクティブライフ」を振り返ります。
今月は関東でも2月だというのに20度を超える日があったり、かと思えば雪が降ったり
おかしな天候の日が続きました。
寒いのがめっぽう苦手な私ですが、2月の20度超えは、嬉しくないし、おもしろくないし、やっぱりなんだか心配です。
個人レベルの小さな小さな取組みとして出来ることは何? というのがよく取り上げられることがあります。その中でも一番といっていいほど小さな取組み(姿勢)が食べ物を無駄にしない、残さず食べる……みたいなことでしょうか。
これについてはもう誰になんと言われようと実行してきた自信があります。
ああしろ、こうしろと言われることの少ない家庭で育ちましたが、
食事を残さず食べるというのは、教え以前に身についていたようです。
何をどれほど食べても壊れない胃丈夫に産み、育ててもらえたことにただただ感謝、なのです。
食に感謝と言えば、「私のアンフォゲ飯」。
今月は、ドキュメンタリー映画監督 石井かほりさんに能登の忘れられない味についてうかがいました。石井さんが手がけた映画「ひとにぎりの塩」の宣伝のお手伝いをさせていただいたのは、私がフリーランスになって割とすぐの2011年でした。
公開中には、都内や石川県金沢市内のシネコンに通ったり、能登の珠洲の塩を使った映画関連イベントの企画に携わったり、とても貴重な経験をしました。
元日の地震があって数日後、石井さんの映画のチャリティー上映会の輪がどんどん広がっていることを知り、今こそ、だからこそアンフォゲ話を聞きたいと思ったのです。
ここ数年、記憶と向き合うことが多かった私は、どんなに頭がいい人でも、どんなに強烈なことでも、記憶は薄れることがあるということを知りました。
あえて忘れることが必要なことだってあるけれど、憶えていたいと思っても忘れてしまうこともある。だからこそ、今、忘れたくないこと、憶えておきたいと思うことを取り込むことは意味があると思うのです。
「シネマミタイナ」は「カラーパープル」を公開初日にみてレビューしました。
観終わった時、舞台のカーテンコールのように、拍手したかった。小さく音が出ないようにパチパチとしましたが、拍手すればよかったなぁと今になって思います。
ブックレビュー「アトリエMの本棚」、今月は道尾秀介さんの「笑うハーレキン」。
紹介する本に合わせてシルバーアクセサリーをデザインすることもあるというこばやしいちこさん。原稿と共に届くアクセサリーの写真を見るのも毎月の楽しみです。
ドラマレビュー「ひつじのまなざし」は、整理収納アドバイザーならダイレクトに気になるシーンが多いかもしれない「正直不動産2」をレビュー。
アドバイザーを呼ぶなら引越し前がいいよ! 家を建てる前がいいよ! 暮らしが落ち着いた時がいいよ! 時間に余裕がある時期がいいよ!
実はタイミングっていろいろで、でも自力で問題解決が出来ない場合、いや、その兆候が出てこじらせる前にプロを呼ぶといいですよーというのは確かかもしれません。
紅茶コーディネーターによるオリジナルエッセイ「Tea and・・・」。
さまざまな紅茶の愉しみ方をご提案いただいていますが、今月はちょっと大人のテイストでご提案。記事トップの写真はイノチカさんの撮りおろしです。
ガーデンエッセイ連載「私のおうち・大切なお庭」は、冒頭でも触れた通り、2月に降った雪の後の様子を写真とともにご報告。季節や気温については、庭と対峙している人にとってとてもダイレクトに感じる感覚だということがわかります。
歌舞伎レビュー「三階席から歌舞伎・愛」は、新橋演舞場の「ヤマトタケル」、歌舞伎座の「猿若祭二月大歌舞伎」の二本が届きました。
「ホッピー★うめのヒューマン酒場日記」は、東京都北区十条のしぶーいお店からの酒場日記。夕方見ると、絶対にお酒が飲みたくなるおつまみの写真とともに……。
今の自分に嫌が応でも向き合うことになる「気分でわけるくん」。
今月は、今、まさに目の前で困っていることで分けました。
困ってる→分けてみた→そのことを誰かに話した→解決の糸口が見えた
こんなことが起きました。つまり、「気分でわけるくん」には、そういう効果があるようです。(スピリチュアルな話ではありません)
今月はお久しぶりの「キニナル」を更新。その名の通り、私が気になるプロダクトやプロジェクトを紹介する不定期更新のコーナーです。手仕事系に興味ありありの私が今回取材させていただいたのは、パンチニードル作家でMEtoNEを主宰する内山ミエさん。
ご自宅にお邪魔して、実際の作品に触れながらお話をうかがいました。
ちなみに、昨年末にこのMEtoNEの情報を知ってから、「うわぁー、見たい聞きたい触りたい」になった私。取材を申込みました。
MEtoNEのオープンに際してミエさんがインスタでプレゼント企画を展開されていて、私も参加応募したところ、なんと可愛いパンチニードルのクリスマスツリーオーナメントが当たったのです!
でもこれ、私が取材を申し込んだから当たったという出来レースではないんですよ。
厳正なる抽選で当たったんです!!
それがコレ↓ カワイイ~~
ということを当月の編集後記で必ず書こうということも早々と決めていました。
作品に関するインタビューとMEtoNEの素敵な作品の数々、ぜひチェックしてくださいね。
キニナル写真展もレポート
皆さま、お読み忘れはございませんか?
今年は桜の開花も早いのかなぁ? 来月も暮らしにエンタメや整理収納をインタラクティブに取り入れるヒントが満載の記事をお届けします。
記事の感想やライターへのメッセージもお待ちしております。