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ぷくぷくふっくら福岡3日②~大仏と暗闇と

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日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。栗原のエッセイ、つまりクリッセイ。

7年ぶりに訪れた福岡2泊3日の記録。
福岡のソウルフードを食した話が前回。

ぷくぷくふっくら福岡3日①~ごぼ天は何本?日常の中から、エンタメを整理収納目線、暮らしをエンタメ目線でつづります。5月に行った福岡旅の記録その①は、待望の!? 資さんうどんに行った話。...

気温は上昇していた。行きに橋を渡る時に風が強くて、日傘がグインっとなっちゃったりしたから、帰り道は日傘をささずにサングラスとキャップだけでずんずんと歩き出した。
向かったのは、地下鉄「祇園」駅の目の前にある東長寺。
予備知識は全くなかったのだが、「資さんうどん」を検索している時に、東長寺に福岡大仏なるものがあることを知った。
福岡大仏‥‥‥初めて聞いたぞ。

そういえば出かける日の朝まで、御朱印帳を持っていこうと思っていたのに、まんまと忘れたことに気づいた。気になる神社仏閣たくさんあったのになぁ。
そう思っていたところに出くわしたのだ、福岡大仏に。

東長寺の境内に入ると、外国人観光客がちらほらと目に入った。
「福岡大仏の拝観は2階です」と目立つように書いてある。
御朱印受付もしている寺務所に声をかけて訊ねた。
「キャリーケースを預かっていただくことはできますか?」
すると、寺務所のすぐ横の入口内を案内してくださった。
その言葉がとてもとても穏やかだったので、歩いてきて汗をかいてジメッとしていた肌に
すーっとよい風が吹いた気分だ。
ちなみにそこは鍵がかかるわけではない場所なので、これはあくまでも保証無き一時置き場をお借りするという形なのであしからず。

東長寺は、弘法大師 空海が日本で最初に建立した寺だそう。
本堂に向かって手を合わせた。ここには千手観音菩薩が祀られている。知らなかったけど、そうなんだー、千手観音菩薩なんだーと一人感じ入ってしまう。千手観音が守護本尊なもので。
ちなみに、その千手観音菩薩は国の重要文化財だそうで、観られるのは年に3回だけ。
御朱印帳は忘れたけれど、御朱印はいただいていこうと決めた。

本堂の脇には青空に朱が映える立派な五重塔。
平日の昼間とあって、それはそれは静かな時間が流れていた。


そして、寺務所の前を横切って、福岡大仏のある2階へ上がった。
拝観料として100円を納めて進むと目の前にどーん!! と大仏様が現れた。
木造の坐像としては日本最大らしい。下からガーンと見上げじーっとお顔を見て、ありがたくなるこの気持ち。
外国人観光客がとても多いのだろう。いろいろな言語で貼り紙がされていた。

大仏様の脇に「地獄・極楽めぐり」の入口がある。ちょうど台座の下にあたるところを通る形だ。
静かな口調で地獄絵図の解説と、その先の真っ暗闇を通り抜けるための方法がアナウンスされている。
ちょうど前にも後ろにも人がいなかったので、自分のペースでほどよくゆるりと歩を進めた。
同じ月の初め頃に、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験していたので、暗闇に呼ばれている感じもした。
以前もどこかで胎内めぐり・戒壇めぐりをしたことがあった気がするが、うっすらの記憶と記録がつながらない。

壁の腰高の位置の手すり?を触れながら、真っ暗闇をゆるりゆるりと歩いていく。
ゆるりゆるり、そろりそろり、カーブに沿っていく。
そうすると、仏の輪に手が触れた。
これに触れられれば極楽に行けるらしい。
先々のことはあまり考えられないタイプだけれど、行けるならよかったよかった。
暗闇を抜けると、大仏の台座の下を通って反対側に出られるようになっている。
真っ暗闇な静寂を歩いたのはほんの少しの時間だけれど、ふーっとひと息つけた。

無病息災のひょうたん守りをいただいて、先ほどの寺務所へ向かった。
「キャリーケースを置かせていただきありがとうございました」の御礼を伝えつつ、
予定通り御朱印もお願いする。御朱印帳がない場合、別紙でいただく方法があるのがありがたい。
ありがたいといえば、撮影禁止だった福岡大仏のポスカードがついていたのもありがたい。

さあ、ここから宿泊先のホテルまで地図の上では徒歩14分。
福岡の街をキャリーをガラガラしながら向かうことにした。
(つづく)