ホッピー★うめのヒューマン酒場日記 PR

花咲く鱧とあの日の話

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 酒場と人間をこよなく愛するホッピー★うめが、膨大なヒューマン酒場日記の中から厳選した1ページを毎月お届け。

こんにちは!
酒場と人間をこよなく愛するホッピー★うめです。

今回は、昨年の夏、高知県に訪れた時の話。お邪魔したのは、高知駅から15分、路面電車のとさでん堀詰駅からは5分程歩いた場所にあるお店「錦和」さん。居酒屋というより料亭?と言っても良い程、お料理が繊細で美味しく、店内はカウンター席とお座敷がある和テイストの心地よい空間です。

こちらのお店は、学生時代のアルバイト先でとてもお世話になった、高知県出身のOさんのおすすめでご一緒させていただきました。

浴衣姿が美しく、優しい笑顔の女将さんが出迎えてくれました。女将さんは、毎朝ゴルフの練習をしている元気な方で、接客のお仕事を続けているから若々しくいられると話されていました。

お座敷はすでに団体客で盛り上がっていて、私たちはカウンター席へ。私にとっては嬉しい限り、板前さんの調理している姿が手元まで見えるのは特等席です。

注文したのは、板前さんおすすめの季節の一品「鱧のお刺身」、アワビのお刺身、サラダ。鱧はお刺身と湯引き、肝。鱧の切り身に細かく包丁を入れる丁寧な仕事ぶりが口当たりを最高に良くしてくれます。

そして、料理に合わせるのは女将さんおすすめの高知県のお酒「美丈夫 純米大吟醸」。
口当たりが良くほんのり甘く、とても飲みやすいお酒です。

Oさんは、当時学生だった私に、アルバイト先のレストランで活かす知識やノウハウをいろいろ教えてくれた指導係でした。もう20年以上のお付き合い。沖縄から上京し、東京(日本)では誰もが知る食文化や食材、料理メニューなど、異国から来たほど違いのある私に対して、優しく丁寧に、いつも笑いを交えながら楽しく教えてくれました。

時には仕事終わりに、レストランや食事処に連れて行ってもらい、どんな料理か?どんな味か? 希少性は? どんな調理法で提供されているのか?等々、実食を通して学ばせてもらいました。質問には何でも答えてくれる頼もしい方、私に食の楽しみを教えてくれたのはOさんと言っても過言ではないほどに、多くの体験をさせていただきました。

昔話に花が咲き、あっという間に1本が空いた頃、鱧の骨をから揚げにした料理が運ばれてきました。多くの美味しいお店を食べ歩いたOさんも驚く程に珍しいのだとか。鱧の調理はもちろん、骨をから揚げにすることは、さらに時間と手間が必要となり、板前さんの腕が問われるようです。

おかげさまで、余すことなく美味しくいただきました。もちろん、他の料理も絶品でした!

女将さんも板前さんも、見ているこちらが心穏やかになるほど丁寧な仕事ぶり、自分の仕事に誇りを持っている姿が印象的でした。

これからの季節、鱧とアワビを見るたびに高知県での出来事を思い出しそうです。
とても贅沢で至福の時間をありがとうございました!

次回もどこかの酒場から、美味しい話をお届けします。

文・写真・ホッピー★うめ

東京在住、沖縄生まれ。
お酒を飲む陽気な大人と音楽に囲まれて育つ。
人間観察をしながら、美味しいお酒を飲む時間がなにより幸せ。
酒場で出会った人のお悩みや課題を聴いているうちに、酒場でのコーチングを始める。
酒場から笑顔と幸せがあふれることを願いながら、日本中を飲み歩いている。
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